インスト
ウェーブレングス
簡易ルール2020年日本語卓上版・Palm Court英語基本ルールを参照
「熱い/冷たい」など両極の間で、ひとつのヒントがどの位置を意味するかを相談します。隠された標的へダイヤルを合わせる、感覚の共有を楽しむゲームです。
隠れた標的を、ヒントから探す
「熱い」と「冷たい」のように、反対の意味を持つ2つの言葉の間で、仲間の感覚を読み取ります。出題者だけが標的の場所を見て、その位置に当てはまりそうなものをヒントとして言います。仲間は相談して赤いダイヤルを動かし、標的の中心へ近づけます。中心なら4点、少し外なら3点や2点です。2チーム戦では、どちらかが10点以上になったときに合計が多い側が勝ちます。2人などの少人数では、最後に説明する全員協力も使えます。
箱の中に装置を置いて、2チームを作る
箱のトレー中央に標的の装置を差し込みます。左右の得点トークンをそれぞれの得点トラックへ、左右予想用のトークンをカード脇の予想欄へ置けるようにします。カードを混ぜて山にします。装置の青い覆いは標的を隠すためのもの、赤い針が回答のダイヤルです。標的を動かす輪と回答の針は別々です。
だいたい同人数の2チームを作り、先攻を決めます。先攻は0点、後攻は1点で始めます。それぞれ最初の出題者を1人決めます。出題者は毎回交代します。全員の人数が増減しても装置や得点条件は同じで、出題者以外が相談に参加します。
出題者は、標的を無作為にしてヒントを出す
出題者は装置を自分だけが見える向きへ向け、青い覆いを完全に閉じます。カードを1枚引いて、両面のうち使いたい2語の組を選び、カードを前の差し込みへ立てて全員に読み上げます。覆いを閉じたまま、標的の輪を十分に回し、位置を無作為にします。見ながら好きな場所を選んではいけません。
覆いを完全に開け、自分だけで4点の中心がどの位置かを見ます。半分だけ開けると見られる範囲が手掛かりになるので、毎回完全に開けます。中心の4点部分が全く見えなければ、閉じて回し直します。端で一部だけ見える場合はそのまま使います。
出題者は、2語の間のその位置に合うヒントをひとつ考えて言います。例えば「熱い/冷たい」の組で、熱い側だが極端ではない位置なら「コーヒー」のように、ひとつの物や状況を示します。ヒントを伝えたら覆いを完全に閉じ、チームへ向けます。それから出題者は一切補足せず、質問へも答えず、表情でも情報を伝えません。
ヒントの条件と、チームの相談
ヒントは、ひとつの思考として分かるものにします。別々の物を混ぜて平均を取らせる説明はしません。その場だけで作った架空の物ではなく、実在の物や既存の架空の登場人物などを使います。カードの2語に関係する内容にし、言葉の別の意味や駄洒落を使って位置を暗号化しません。カード上の言葉や同義語・同じ語族をそのままヒントに使えず、数字、割合、比率で位置を示すこともできません。ただし固有名詞に数字が含まれること自体は許されます。固有の作品名にカードの語が含まれる場合も、題名として内容に合っていれば使えます。
短く簡潔なヒントにし、余分な条件を足しすぎないのがおすすめです。出題者のチームは、どの位置だと思うか自由に議論し、誰でも針を動かせます。全員で相談して最終位置を決め、相手に確定を伝えます。相談中も「25パーセント」と数値の目盛り代わりに話すより、「もう少し熱い側」のように感覚で話します。これは点を引く罰則ではなく、遊び方の方針です。
次に相手チームが、標的の4点部分の中心は、いまの赤い針より左か右かを予想します。予想トークンを左か右の欄へ置いて確定します。
公開して、両チームの点を数える
両側の予想が決まったら出題者が覆いを開けます。出題チームは針の示す色の帯に書かれた点、2点、3点、4点のいずれかを取ります。色の範囲外なら0点です。ちょうど境目なら高いほうの点にします。相手は中心の左右を当てていれば1点。ただし出題チームが4点の帯を当てた場合、相手に点は入りません。端の反対側に見える標的の小さな断片は無視し、中心のある側を狙います。
例えば最初の得点が先攻0、後攻1で、先攻の針が3点の帯に入り、後攻の左右予想が正しかったら、得点は先攻3、後攻2です。続いて後攻が新しい出題者で同じ準備をします。通常はチームを交互にしますが、出題チームが4点を取り、両側の点を処理してもまだ負けているときだけ、そのチームが別の出題者で続けてもう1回行います。同点まで追いついたら連続手番にはなりません。
10点の決着と、2人からの協力
得点処理でどちらかが10点以上になったら終了し、高いほうの合計が勝ちです。両方が同点なら、各チームが1回ずつ追加で出題します。この追加の組では左右予想の点も含め、その組で多く取った側が勝ちです。まだ同じなら、また各1回ずつの組を繰り返します。
全員協力では2~5人が特に遊びやすく、もっと多くても遊べます。無作為なカード7枚だけを使う山にし、出題者を交代しながら全員で針を相談します。相手の左右予想はありません。色の帯の2点・3点は同じですが、中心は4点ではなく3点です。その代わり中心を当てるたび、新しいカード1枚を山に追加し、手番が1回増えます。山が尽きたら得点を合計して終了です。公式の評価では16点以上で成功の目安となり、より高い記録を狙えます。例えば7枚から始めて中心を1回当てれば、その回は3点を取り、カードを追加するので計8回遊べます。