インスト
スカイチーム
簡易ルール基本セット・モントリオール着陸、追加モジュールなし(公式英語基本ルール参照)
機長と副操縦士が隠したダイスを交互にコックピットへ配置し、機体の傾き、進入速度、交通、装置を制御する2人専用の協力ゲーム。
2人で旅客機を着陸させる
私たちは機長と副操縦士です。高度が下がる7ラウンドの間に空港へ進み、ほかの飛行機を無線でどかし、降着装置とフラップを全部展開して安全に着陸します。2人一緒に勝つか負けるゲームです。ここではモントリオールの基本着陸を遊び、風、燃料、研修生、混雑ダイスなどの追加モジュールは使いません。
毎ラウンド、作戦を相談し、各自ダイス4個を隠して振り、無言で交互に1個ずつ置きます。8個を全部置いたら高度が下がり、次の相談へ。機体を進める距離はダイスで変わりますが、高度の下降は止められません。
コックピットを組み、準備する
初回は不要部分を外し、パネルに表示された場所へ両面の9枚のシールを貼り、傾きディスクへ機体シールを貼って装着します。10個のスイッチを緑ランプが隠れる位置へ置きます。パネルを2人が同じ向きから見えるよう置き、傾きの矢印を真上の黒い三角へ合わせます。青の空気力学マーカーを速度4と5の間、オレンジを8と9の間へ置き、赤のブレーキマーカーを2より左へ置きます。
機長は青ダイス4個とついたて、副操縦士はオレンジ4個とついたてを取ります。高度トラックは緑・黄の基本面を6000が窓に見える位置へ差し、モントリオールの進入トラックは開始の印が窓に見える位置へ差します。進入トラックの各区画には、印刷された飛行機の絵の数だけ飛行機コマを置きます。高度トラックの振り直し印2か所へ振り直しタイル各1枚を置きます。コーヒー3個はパネルには置かず予備です。これ以外の部品は使いません。
相談の後は無言で、1個ずつ
ラウンドの最初は「前の飛行機をどかそう」「今回は2区画進もう」のように方針を話せます。ただし振る前でも「6が出たらここ」「小さい目をそこへ」のようにダイスの目や強弱を指定した相談は禁止です。相談が終わったら各自4個全部をついたての裏で振り、相手には見せません。ここから8個を置き終えるまでは、ルールの誤りの訂正以外、話したり合図したりしません。
現在高度の矢印が先手を示し、6000では機長からです。交互に残る自分のダイス1個を空き枠へ置き、その効果をすぐ処理します。青枠は機長だけ、オレンジ枠は副操縦士だけ、両色枠はどちらでも。枠の数字制限も守ります。すでにそのラウンドのダイスがある枠には重ねられません。各自の傾きとエンジン、計2枠は毎ラウンド必ず埋めます。8個を置き終えた時に必須枠が欠けていてはいけません。
傾きとエンジンは2個目で動く
傾きには各自1個ずつ置きます。2個目が置かれた瞬間、目の差だけ、大きい数字を置いた人の側へディスクを回します。青5、オレンジ3なら青側へ2目盛り、同じ数字なら変わりません。前の傾きから動かすので、毎回水平へ戻すのではありません。矢印が左右の回転スピンの印へ届くか越えたら即敗北です。最終ラウンドの終わりには真ん中の水平へ戻す必要があります。
エンジンも各自1個ずつで、2個目の瞬間に合計を速度として比べます。最終ラウンド以外は、合計が青マーカーより左なら進まず、2マーカーの間なら進入トラックを1区画進め、オレンジより右なら2区画進めます。最初は4以下で0、5〜8で1、9以上で2です。マーカーは装置の展開によって動くので、毎回その時点の位置で比べます。
進む時、現在位置の窓に飛行機コマが残っていれば衝突で即敗北です。2区画進むなら1区画ずつ確かめ、途中区画にコマがあればそこから次へ進めず衝突します。コマのある区画へ入って止まるだけなら、まだ衝突ではなく、次に進む前に除ければ助かります。すでに空港が窓に出ているのにさらに進んでも、行き過ぎで即敗北です。
無線で交通整理し、装置を展開する
無線は機長に1枠、副操縦士に2枠で、数字は自由です。置いた目の数だけ、現在の窓を1区画目として前方へ数え、その区画の飛行機コマ1個を除きます。1なら現在、2なら1つ先です。空なら効果なしですが置けます。1個のダイスでその区画のコマ全部を除くのではありません。
降着装置は機長だけが使い、1・2、3・4、5・6のいずれかを許す3枠です。この3枠は順不同で展開できます。まだ隠れたスイッチの枠へ合う目を置いたら、スイッチを動かして緑を出し、青マーカーを右へ1目盛り動かします。全部展開したら青は7と8の間です。
フラップは副操縦士だけで、上から1・2、2・3、4・5、5・6の順に展開します。後の段を先に開けられません。合う目を置いてスイッチの緑を出し、オレンジマーカーを右へ1目盛り動かします。全部展開したら12より右です。すでに緑の装置枠へ後のラウンドに置いても、マーカーを再び動かす効果はありません。ダイスはラウンド末に回収しますが、展開とマーカー位置は残ります。
ブレーキ、コーヒー、振り直し
ブレーキは機長だけが、2、4、6の順に、その数字ちょうどのダイスで展開します。スイッチを緑にして赤マーカーを右へ1段動かします。2の展開後は2と3の間、4の後は4と5の間、6の後は6より右です。全部を展開する義務はありませんが、最終速度を赤マーカーより左へ抑える必要があります。
集中の両色枠へ任意のダイスを置けば、コーヒーを予備から1個得ます。共有の貯蔵は最大3個で、残れば次ラウンドへ持ち越せます。どちらが得たものでも、ダイスを置く時に使えます。1個を予備へ戻すごとに、その置くダイスを1大きくするか小さくします。複数使えますが結果は1〜6で、1を小さくして6にすることはできません。置いた後のダイスは変えられず、集中のそのダイスで得たコーヒーを、得る前に使うこともできません。
現在高度に振り直しタイルがあれば共有の予備へ取ります。残るタイル1枚を使うと、どちらの人も各自、まだついたての裏にあるダイスを1個以上選び、1回振り直せます。置いたダイスは対象外です。相手は自分が振り直すかを決め、手札のようなダイス情報を口に出さず処理します。タイルは消費し、使わなければ後へ残せます。
8個の最初の配置例
仮に機長の目が3、2、3、2、副操縦士が3、1、3、1だった例を、始める前に通して説明します。機長が傾きへ3、副操縦士も傾きへ3で水平を維持します。機長が降着装置の1・2枠へ2を置き、青を5と6の間へ進めます。副操縦士は最初のフラップへ1を置き、オレンジを9と10の間へ進めます。
続けて機長がエンジン3、副操縦士もエンジン3で速度6です。現在位置にコマがなければ、2つのマーカーの間なので1区画進みます。次に機長が最初のブレーキ2を展開し、副操縦士が無線1で新しい現在位置の飛行機1個を除きます。これで4個ずつ全部置きました。実際の配置中はこの相談をしゃべりながら行うのではありません。
8個の後は会話を再開し、高度を1区画、1000フィート下げて5000にし、ダイスを各自回収します。装置は展開済みのまま、マーカーもそのままです。次の人が固定で先手になるのではなく、新しい高度の矢印を見て次ラウンドを始めます。
第7ラウンドの着陸判定
高度が0の機体マークになった時点で、進入の窓に空港が出ていなければ、その場で地面へ着いて敗北です。空港が出ていれば、最後の第7ラウンドを行います。早く空港へ着いた場合は、そこからさらに進まないよう、それまでのラウンドの速度を抑えます。
最後も4個ずつを置きますが、エンジン2個目では進入トラックを動かしません。合計が、その瞬間の赤ブレーキマーカーより左でなければ止まれず敗北です。ブレーキ2まで展開なら速度2以下、4までなら4以下、6までなら6以下です。未展開だと最小速度2でも止まれません。判定後にブレーキを追加して、危険な速度を後から取り消すことはできません。
8個を置き終えた時、進入トラックの飛行機コマが全部ない、降着装置3つとフラップ4つが全部緑、傾きが完全に水平、そして先ほどエンジンを置いた時の速度が赤より左、この4条件が全部そろえば2人で勝利です。1つでも不足すれば敗北です。たとえば全装置と交通と水平が整い、赤が4と5の間、エンジン1と2で速度3なら勝ちです。個人点、同点、残りダイスのボーナスはありません。