▧ Board Pocket
コレクションへ

インスト

カルカソンヌ

簡易ルール

基本セット・初回は農夫/川/修道院長なし

2–5人35–45分難易度 2 / 5

タイルをつないで街・道・修道院を作り、ミープルを置いて得点するゲーム。

01

地図をつなぎ、完成した場所で点を取ります

カルカソンヌでは、1枚ずつ土地タイルをつなげて地図を作り、自分の人型の駒を道・都市・修道院に置いて得点します。この駒をミープルと呼びます。作った地図は全員共通ですが、点を取るのはその場所にミープルを置いている人です。山のタイルを使い切ったあと、作りかけの場所も精算して、合計点が最も高い人が勝ちます。

手番は「タイルを1枚置く、今置いたタイルにミープルを置くか決める、完成した場所を採点する」の順です。得点したミープルは手元に戻り、また使えます。まずは川・修道院長・農夫を使わない、既存の初回用基本セットの遊び方を説明します。最後に農夫を使うときの独立した説明を添えます。最初のゲームではその部分を採用しません。

02

基本タイルと各自7人を用意します

基本の地形タイル72枚を用意します。現在の公式ルールの箱は川を含め84枚ですが、川の12枚と修道院長の駒は戻します。川のない基本72枚を使う版なら、そのまま全部使います。裏が濃い開始タイル1枚を中央に表向きで置き、残り71枚を裏向きで混ぜ、何山かに分けます。川のタイルを開始タイルと間違えないよう、川が描かれていない開始タイルを使います。得点ボードを脇に置きます。

各自1色を選び、ミープル8個のうち1個を得点ボードの0に置き、残り7個を手元に持ちます。2〜5人で、人数によるタイル枚数や持ち駒数の変更はありません。使わない色は戻します。いちばん若い人から時計回りで手番を行います。

03

タイルのすべての接する辺を合わせます

自分の手番で、好きな山の上からタイル1枚を引いて表向きにします。回転してもよいので、すでに置かれたタイルの少なくとも1枚と、辺を接して置きます。角だけの接触はできません。接するすべての辺で、道は道、都市は都市、草地は草地につながるようにします。1辺だけ合っていても、ほかの接する辺が合わなければ置けません。

引いたタイルは手元へためず、この手番に置きます。自分に点が入る置き方がなくても、合法な場所があるなら置きます。盤面のどこにも合法に置けない場合だけ、そのタイルを箱へ戻して新しく1枚引きます。都市と道は絵でつながりを追います。1枚のタイルに都市が2つ描かれていても、絵でつながっていなければ別の都市です。村の交差点や建物で道が終わる場合も、そこから別方向の道と1本になっているとは限りません。

04

置いたタイルにだけ1人を派遣できます

タイルを置いたら、手元のミープルを1個まで、今置いたタイルの道、都市、修道院のどれか1か所へ置けます。道へ置いた人は旅人、都市なら騎士、修道院なら修道士として、その場所で働きます。名前が変わるだけで使うのは同じミープルです。置かずに終えてもかまいません。手元に0個なら置けません。昔置いたタイルへ今から派遣したり、盤上のミープルを動かしたりはできません。

置きたい道や都市につながる全体をたどり、そこに誰のミープルもいないことを確認します。自分のミープルがいる場所にも追加できません。ほかのタイルに人がいても、別の道や別の都市なら置けます。修道院は各タイルの中央の建物1か所で、周囲の別の修道院とは別です。

初手で、開始タイルの空いている道の端に、道が続くタイルを1枚つないだとします。その道全体にまだ人はいないので、今置いたタイルの道に自分のミープル1個を立てられます。手元は7個から6個になります。まだ両端が閉じていなければ得点は0で、駒は道に残します。次の人がその道を延ばしても、同じ道にはもう人を置けません。その人は、今置いたタイルの別の空いた都市へ置くか、置かないかを選べます。

05

完成した道・都市・修道院を採点します

図解修道院は周り8枚と合わせて9枚

周りがすべて埋まった例

周囲周囲周囲周囲修道院周囲周囲周囲周囲

中央の修道院に置いた自分のミープルが対象です。周囲8マスが埋まると、中央も含めて9点を得てミープルを回収します。図は位置関係だけで、タイルの地形の組合せは省略しています。

派遣を決めたら、今回のタイルで完成した場所をすべて採点します。道は両端が都市や村などで終わるか、輪になって閉じれば完成です。その道が通るタイル1枚につき1点です。同じタイルの中に同じ道の部分が複数あっても、そのタイルは1枚として数えます。ミープルの持ち主に点を入れ、ミープルを手元へ戻します。

都市は、外周がすべて城壁で閉じ、内部に穴がなければ完成です。その都市を含むタイル1枚につき2点、都市内の盾の印1個につきさらに2点です。3タイルで盾1個の都市なら6+2で8点です。小さな2タイル都市も、今回のルールではタイル各2点です。

修道院は、周囲8か所すべてにタイルが置かれたら完成です。上下左右と斜め4方向も数え、修道院自身を含む9タイルで9点です。周囲の道や都市が完成している必要はありません。

誰がタイルを置いて完成させても、得点するのはそこに人がいる持ち主です。1枚で複数の場所が完成すれば全部採点し、複数人が点を受けることもあります。今置いたタイルで空いた場所を完成させ、そこへミープルを置いて、すぐ得点して回収することもできます。ただし先に派遣を判断し、後で採点なので、今回戻る予定のミープルを派遣に先借りはできません。

06

途中でつながった場所は人数で決まります

最初に人を置くときは無人の場所だけですが、別々だった道や都市が、あとから1枚のタイルでつながることはあります。この結果なら、同じ場所に複数のミープルがいても合法です。その場所が完成したら、色ごとの人数を数え、いちばん多い色だけがその場所の全得点を受け取ります。同じ最多なら、その全員が全得点を受けます。人数で割り算しません。得点をもらえなかった人も、完成した場所のミープルは全員手元へ戻します。

たとえば青1人と赤1人が別々の道からつながり、4タイルの道が完成すれば、青も赤も4点です。青2人と赤1人の都市が、4タイルと盾1個で完成したら、青だけ10点で赤は0点、ミープル3個とも回収します。すでに人がいる都市へ直接人を足すのではなく、別の無人の都市へ置いてから後でつながった、という順番が必要です。

07

最後に未完成も精算します

最後の基本タイルの手番を派遣と完成採点まで終え、次のタイルを引けなくなったらゲーム終了です。盤上に残る各ミープルの場所を採点します。未完成の道は1タイル1点で、完成時と同じです。未完成の都市は1タイル1点、盾1個も1点で、完成時の半分です。未完成の修道院は、そのタイル自身の1点と、周囲8か所のうち実際にタイルがある枚数を足します。周囲が4枚なら5点です。複数のミープルがいる道や都市は、ここでも最多が全点、最多同数は全員全点です。

たとえば途中まで23点の人が、未完成の道3タイルで3点、都市2タイルと盾1個で3点、周囲4枚の修道院で5点を得れば、合計34点です。得点ボードを一周したら50点を足して記録し、表示が4でも54点であることを忘れないようにします。合計最高点の人が勝ち、同点は共同勝利です。手元に余ったミープルは点になりません。

08

2回目以降に農夫を採用するときだけ追加します

次の内容は、開始前に全員で農夫を使うと決めたゲームだけの追加です。初回の説明で終えるなら、草地にはミープルを置きません。農夫を使う場合、タイルを置いたあとの派遣の候補に草地を加えます。その草地につながる全体に、誰の農夫もいなければ、今置いたタイルの草地へミープルを1個寝かせます。これが農夫です。都市や道などで草地は区切られるので、タイルの端を回り込んでつながるか、道の両側が別かを絵でたどります。農夫も通常の1手番1個の派遣枠を使います。

草地は途中で完成や回収をせず、農夫はゲーム終了まで戻りません。最後に、1つの草地に接している完成した都市の数を数え、1都市につき3点です。同じ都市がその草地に何か所から接していても、その都市は1回だけ数えます。未完成都市は0点、草地のタイル枚数も無関係です。別々の草地があとでつながり、複数色の農夫が同居したら、最後に最多人数の色が全点、最多同数なら全員全点です。完成都市3つに接する草地なら9点です。川と修道院長は別のミニ拡張で、この追加を採用しても自動的には入れません。