▧ Board Pocket
コレクションへ

インスト

トップテン

JELLY JELLY GAMES日本語版(2023年)、基本協力ゲーム4〜9人。日本語公式解説と原出版社のフランス語基本ルールを照合。18+・PRO・Aventures・上級変則は対象外。

4–9人30分難易度 1.5 / 5

秘密の数字の強さを、お題に沿った言葉や身振りで表現する協力ゲーム。親がその表現を小さい順に並べ、みんなの物差しを合わせて5ラウンドを乗り切ります。

01

数字を言わずに強さを伝えよう

全員が同じチームです。1から10の秘密の数字を、お題に沿った答えの強さで表現し、親役の人に数字の小さい順へ並べてもらいます。数字そのものを全部当てる必要はなく、順番が合えば大丈夫です。

5ラウンドが終わったとき、ユニコーンのチップが1枚でも残っていれば全員の勝利です。間違えるたびにユニコーンがウンチになり、全て変わってしまったらその時点で全員の敗北です。個人の得点や個人同士の同点決着はありません。今回は基本の協力ルールで遊び、数字をぴったり当てる上級ルールは使いません。

02

準備と人数による違い

プレイマットを中央に置き、お題カードを無作為に5枚選んで重ねます。4〜8人なら人数と同じ枚数のチップを、ユニコーンの面でマットのユニコーンエリアへ置きます。例えば5人なら5枚です。残りのチップは使いません。最初の親には、今回のメンバーで一番面白いと思う人を選びましょう。親はラウンドごとに左隣へ移ります。

1から10の数字カードを10枚そろえます。4〜8人のときは親も数字を持って回答します。9人だけは、チップを8枚置き、親には数字カードを配らず、ほかの8人だけが回答します。親は並べることに専念します。この9人の違い以外は、これから話す流れは共通です。

03

お題を決めて、それぞれの答えを考える

親はお題カードを1枚取り、そこから好きなお題を1つ選び、全員へ読み上げます。日本語版は1枚の両面に2題ずつあります。お題には1に近いときの緑の基準、10に近いときの赤の基準があるので、両端の基準まで読みます。大きい数字が必ず良い意味になるとは限りません。何を弱い・強いと見るかは、そのお題の基準で決まります。

親は数字カード10枚を裏向きで混ぜ、回答する全員へ1枚ずつ配ります。各自は自分の数字だけを見て、誰にも見せません。配られなかった数字も伏せたままで、誰も確認しません。数字は全員違いますが、1や10が必ず誰かに配られているわけではありません。

自分の数字に合う強さになるよう、お題への回答を1つ考えます。言葉のお題なら言葉で、ジェスチャーのお題なら身振りで表現します。数字をそのまま口にするのはもちろん、数字を暗示するための言い換えも禁止です。例えば3を『3度』や『三匹の子豚』で知らせるのはだめです。表したいのは数字の符号ではなく、お題に沿った内容の程度です。

04

親から発表し、小さいと思う順に公開

4〜8人なら親が最初に回答し、その後は思いついた人から好きな順で発表します。9人では親に回答がないので、回答者8人が発表します。全員が発表したら、親だけが順番を判断します。自分のカードをいつ公開するかを回答者が選ぶゲームではありません。答えは聞き返されたら同じ内容を繰り返せますが、後から別の回答へ変更してはいけません。

親は一番小さい数字だと思う人を1人指名します。指名された人は数字カードを全員へ見せ、マットに置きます。次に、残った人の中で一番小さいと思う人を指名し、公開します。これを全員分繰り返します。4〜8人では親自身のカードも途中に入れるので、自分を指名する位置も決めます。

新しく公開された数字が、直前の1枚より小さかったらミスです。ユニコーンエリアからチップを1枚裏返してウンチエリアへ移します。ただしミスをしても、そのラウンドは残りの人の指名を続けます。比べるのは直前の1枚だけです。例えば4、2、3と公開したら、4から2で1枚を失いますが、2から3は大きくなっているので失いません。3が前の4より小さいからと追加で失うことはありません。全チップがウンチになった場合だけは即終了です。

05

初回の例と、次のラウンド

日本語公式解説にあるニュースの見出しというお題で、1側を小さな出来事、10側を世紀の大ニュースと考えて練習しましょう。以下の回答は練習用に作ったもので、カードの文章や固定の正解ではありません。5人に2、4、6、8、10が配られ、親の数字が6だったとします。親は最初に『市内の橋が完成し、通勤時間が半分に』と回答します。ほかの人は2なら『庭の花が昨日より多く咲いた』、4なら『地元の駅に新しい出口が完成』、8なら『画期的な治療法で難病が克服』、10なら『宇宙に別の知的生命を発見』などと表現します。

親が庭の花の人、駅の出口の人、自分、治療法の人、知的生命の人の順に指名すれば、2、4、6、8、10となってミスなしです。人によってニュースの感じ方は違うため、もし順序が逆になっても、正解を議論で変えるのではなく、配られた数字で判定します。

全員の公開が済んだら、使用した数字と配らなかった数字の全10枚を集め、再び混ぜます。チップはそのままです。左隣の人を親にして、次のお題カードを使い、新しい数字を配って同じ流れを繰り返します。間違ったチップは、ラウンドが変わっても回復しません。

06

5回目の結末

第5ラウンドの全員分を公開してもユニコーンが残っていれば、全員で勝ちです。例えば5人で5枚から始め、5ラウンドのミス数が順に0、1、1、0、2なら、合計4枚がウンチ、1枚がユニコーンなので勝利です。一方、途中で5枚目をウンチにしてしまえば、その瞬間に敗北します。

基本ルールでは残ったユニコーンが多いほど良い結果です。全部ウンチなら敗北、ユニコーンよりウンチが多ければまずまず、ユニコーンが同数以上なら上出来、全てユニコーンなら完璧です。個人ごとの優勝者は作りません。次のゲームでは、お互いの強さの感じ方がどれくらい近づいたかを楽しみましょう。