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インスト

チケット・トゥ・ライド

基本セット・拡張なし

2–5人30–60分難易度 2 / 5

列車カードをそろえて北米の路線を確保し、秘密の行き先チケットを完成させる。2025年更新前のUSA基本セットを対象。

01

路線を取って、秘密の旅を完成させる

北米に自分の鉄道を敷き、秘密の行き先チケットに書かれた2都市をつなぎましょう。都市どうしの線1本を路線と呼びます。路線を取るたびに点が入り、チケットを完成させると最後に追加点になります。未完成のチケットは同じ数字だけ失点するので、たくさん引けばよいわけではありません。終了時の合計が最も高い人の勝ちです。今回は行き先チケット30枚のUSA基本版で、ヨーロッパ版の駅、フェリー、トンネルは使いません。

02

出発の準備と全体の流れ

北米のボードを中央に置き、各自が同じ色の列車コマ45個と得点マーカー1個を取り、マーカーを得点表の出発位置へ置きます。予備の列車は45個に混ぜません。列車カード110枚を混ぜ、各自に4枚ずつ配って、自分だけが見る手札にします。残りを伏せた山札にし、その横へ上から5枚を表向きに並べます。列車カードには8色の通常カードと、虹色の機関車があります。機関車はどの色の代わりにもなるカードです。

最長路ボーナスのカードを横へ置きます。行き先チケット30枚も混ぜ、各自に3枚ずつ配り、最低2枚を手元に残します。3枚とも残してかまいません。不要なものは他人に見せず、チケット山札の底へ戻します。残したチケットは自分だけが見てよく、後で勝手に捨てられません。最も経験豊富な旅行者から始め、時計回りに進めます。

各手番では、列車カードを引く、1路線を確保する、新しい行き先チケットを引く、のどれか1つだけを行います。引いたカードで同じ手番に路線を取ることはできません。手札の枚数制限はなく、路線を取るまで必要な色をためられます。

03

カードを集める時の、機関車の例外

列車カードを引くなら、通常は2枚です。1枚ずつ、表向き5枚から選ぶか、山札の一番上を見ずに引くかを決めます。表向きのカードを1枚取るたびに、山札からすぐその空きを補います。1枚目を表向きから取り、新しく補充されたカードを2枚目に取ることもできます。

ただし、表向きの機関車を選ぶなら、それ1枚だけでこの手番を終えます。通常カードを1枚引いた後、2枚目として表向きの機関車を選ぶこともできません。山札から偶然機関車を引いた場合は普通の1枚として数え、2枚目も引けます。山札を見て機関車だったからと戻すことはできません。

表向き5枚に機関車が3枚以上出たら、5枚全部を捨て、山札から新しい5枚を公開します。最初の公開時にも補充時にも、この条件になったら入れ替えます。山札がなくなったら、使用済み列車カードを混ぜて新しい山札にします。山札も捨て札もなくなれば、それ以上カードは引けず、あるカードだけが使える状態です。

初手の例です。手札4枚から、表向きの赤1枚を取って補充し、次に山札から1枚引きます。手札は6枚になります。この2枚でカードを引く行動が終わり、次の人へ移ります。自分の次の手番に路線を取るため、今は必要な色を集めたわけです。

04

路線の長さを、ひとまとめで支払う

図解長さ3の赤い路線を、一度に確保する
1

赤の列車カードを3枚払う

赤赤赤
2

空いている長さ3の赤い路線へ

列車列車列車

自分の列車コマ3個を、全マスに置きます。

路線の色は支払うカードを、コマの色は持ち主を表します。マスを1個ずつ別の手番で買うことはできません。機関車による代用は本文の説明に従います。

路線を確保するなら、まだ誰も取っていない路線を1本選びます。長さと同じ枚数のカードをまとめて捨て、手元の列車をその全マスへ置きます。赤3マスなら赤3枚です。機関車を代用して赤2枚と機関車1枚でもかまいません。灰色の路線は、好きな1色をそろえて払います。灰色3マスへ赤1、青1、緑1を混ぜて払うことはできませんが、赤1と機関車2枚や機関車3枚は使えます。

1本の路線は途中までではなく、一度に全部取ります。カードが足りても、置く列車が不足していれば取れません。既に取られた路線は使えず、一度置いた列車は移動も撤去もできません。最初の路線をどこに取るかは自由で、以後も既存の自分の路線につながっている必要はありません。離れた場所から作って後でつなげられます。

同じ2都市の間に2本並ぶ二重路線があります。2〜3人では、片側が取られたら反対側も使えません。4〜5人では別々の人が片側ずつ使えますが、同じ人が両側を取ることはできません。

路線を取ったら、すぐ得点マーカーを進めます。長さ1は1点、2は2点、3は4点、4は7点、5は10点、6は15点です。例えば長さ3を取ると、列車は3個減り、使ったカードも3枚減り、路線点は4点増えます。チケットに書かれていない路線でも、この点は入ります。

05

チケットは、自分の列車だけでつなぐ

新しいチケットを引くなら、山札の上から3枚引き、最低1枚を残します。2枚でも3枚でも残してかまいません。山札が3枚未満ならある分だけ引きます。引いた内容を他人に見せず、不要なものは山札の底へ戻します。この手番でカードを引いたり、路線を取ったりはできません。

チケットの2都市が自分の列車だけで切れ目なくつながれば完成です。途中で複数の路線や都市を経由してよく、最短である必要はありません。他人の列車は使えません。自分の列車の同じ部分が、複数のチケットの接続に役立ってもかまいません。完成をすぐ宣言したり、チケットを見せて点を加えたりせず、最後にまとめて数えます。

06

残り2個が合図、最後に答え合わせ

誰かの手番の終わりに、手元の列車が0〜2個になったら最後の一周です。その次の人から順に1手番ずつ行い、合図を出した人も最後にもう1手番行って終了します。全員の列車が尽きるまで続けるわけではありません。

まずボード上の列車を見て、途中で記録した路線点に間違いがないか確かめます。次にチケットを公開し、完成したチケットの数字を足し、未完成の数字を引きます。例えば路線点45、完成チケットが10と8、未完成が7なら、この時点で56点です。

次に、1人の列車だけでたどれる最も長い連続経路を比べます。数えるのは都市数でなく、列車コマの数です。枝分かれは全部を合計できず、1本の連続したたどり方を選びます。同じ都市を再び通ってもかまいませんが、同じ列車コマを2度数えてはいけません。最長が同じ人は全員、ボーナス10点を得ます。ボーナスを取った人でも、未完成チケットの減点は通常どおりです。

最高得点の人が勝ちます。同点なら、完成したチケットの枚数が多い人を上位にし、それも同じなら最長路ボーナスを持つ人を上位にします。最後まで差がつかなければ同率として扱います。列車カードの手札や未使用の列車自体には、最後の得点はありません。