インスト
タケノコ
簡易ルールホビージャパン基本版(2011年発売系・2014年区画正誤反映)。Bombyx旧USルール2012と照合。新ルール・チビーズ・協力変則なし
共有の庭に区画を増やして水を引き、庭師で竹を育て、パンダに食べさせます。庭の形、竹の高さ、食べた竹についての秘密の目的を達成して得点するゲームです。
共通の庭で秘密の目的を達成します
みんなで1つの庭を作ります。庭の区画も、庭師も、パンダも全員共通で、誰でも自分の手番に動かせます。その庭で、自分だけが知っている目的カードを達成して点を集めます。目的は、区画の色と並び方、育った竹の高さ、パンダに食べさせて自分が持っている竹の3種類です。先に一定枚数の目的を達成した人が最後の手番を発生させますが、勝つのは達成枚数ではなく合計点が最も高い人です。
今回は、改善チップと水路を手元に保管できる旧基本版の通常ルールです。後年の新版やチビーズ拡張、協力ルールは使いません。
池から庭を広げる準備です
青い池の六角形タイルを中央へ置き、その上に庭師とパンダを置きます。池には竹は生えません。ほかの区画タイル27枚は裏向きによく混ぜて山にします。竹は緑36節、黄30節、桃24節を色別にまとめ、水路20本と、改善チップ9枚を種類別に中央へ置きます。竹の節は積んで高さを表しますが、1区画に立つ竹はその区画と同色の1本だけで、最大4節です。
帝のカード1枚を脇へ置き、残りの目的カードを区画・庭師・パンダの3種類に分け、それぞれ混ぜて裏向きの山にします。各自、個人ボード1枚、行動を記録するチップ2個、各種類から目的カード1枚ずつ、合計3枚を受け取ります。カードは自分だけが見ます。天候ダイスも用意し、最も背が高い人から時計回りです。
個人ボードの上に保管した竹、水路、改善チップはその人のものです。庭に置いたものは全員共通なので、自分の区画を所有するゲームではありません。最初は庭に池だけがあります。全員の最初の手番では天候を使わず、2回目の自分の手番から、まず天候を振り、それから行動します。
手番では違う行動を2つ選びます
通常は、区画を置く、水路を取る、庭師を動かす、パンダを動かす、目的を引く、の5種類から違う2種類を選びます。個人ボードの対応する場所へチップを置いて選択を示し、好きな順番で実行します。同じ手番に同じ行動は2回選べません。天候で許される場合だけ例外です。
区画を置くときは山から3枚見て1枚を選び、残り2枚は好きな順で山の底へ裏向きに戻します。山の上ではありません。選んだ1枚を、池と辺で隣り合う場所か、すでにある区画2枚と辺で隣り合う場所へ置きます。角だけの接触では足りません。山が2枚以下なら残っている枚数から選び、0枚ならこの行動は選べません。
竹が育つには水が必要です。水が届いている状態を灌漑済みと呼びます。池と辺で接している区画、水路に辺が接する区画、貯水池の改善がある区画が灌漑済みです。初めて灌漑済みになったとき、その区画と同じ色の竹を1節置きます。この最初の成長は区画ごとに1回だけです。竹を食べ尽くしても、水があるというだけでまた自動で生えるわけではありません。
水路、庭師、パンダの働きです
水路を取る行動では中央から1本取り、すぐ置くか、自分のボードに保管します。保管した水路は自分の手番中なら好きなときに置けて、追加の行動は使いません。水路は区画2枚の間の辺に置き、池の角から始まる途切れない水路網につなぎます。池そのものの辺には置けません。水路1本で両側の区画が初めて灌漑済みになれば、両方で1節ずつ育ちます。中央に水路が0本なら取る行動は選べません。
庭師を動かす行動では、今いる場所から六角形の6方向のどれか1方向へ、一直線に1区画以上進めます。曲がれず、空白は飛び越せません。止まった区画と、その区画に直接隣り合う同色の区画で、竹を1節ずつ伸ばします。ただし灌漑されていない区画には生えず、4節を超えません。通り道では育ちません。池を通ったり池で止まったりすることはできますが、池自体では育ちません。
パンダも同じように一直線へ1区画以上動き、止まった区画の竹を上から1節食べます。食べた節を自分の個人ボードへ置きます。途中の竹は食べず、竹のない区画でも移動を終えられます。池も通行・停止可能です。庭師もパンダも、その場に置いたまま効果だけ使うことはできません。
改善3種類と天候6面です
改善は、区画に最初から印刷されたものと、天候で得るチップがあります。どちらも効果は同じです。柵はパンダの食事を防ぎます。パンダは通行・停止できますが、その区画の竹は食べられません。肥料は、竹が伸びる1回の機会に1節ではなく2節伸ばします。初めての灌漑、庭師、雨にも効きますが、最大4節は変わりません。貯水池はその区画に水を与え、初めて水を得るならすぐ成長させます。ただし別の区画へ水路を伸ばす出発点にはできません。
自分の保管している改善チップは、手番中なら行動を使わず置けます。置けるのは竹が立っておらず、改善がまだない区画だけです。1区画に改善は1個だけで、交換も移動もできません。パンダが最後の1節を食べて空になった区画なら設置できます。
2巡目以降は手番の最初に天候を振ります。太陽なら違う3種類の行動を1回ずつできます。雨なら灌漑済みの好きな区画で竹を1節伸ばします。肥料なら2節で、上限4節です。風なら通常の2行動を同じ種類にしてもかまいません。雷ならパンダを好きな区画へ直接移し、そこで1節食べます。柵の制限は無視できません。雲なら中央に残る改善チップ1枚を選び、直ちに置くか保管します。改善が中央に1枚もなければ、太陽・雨・風・雷から好きな効果に替えます。疑問符ならほかの5面から好きな天候を選びます。天候効果は通常の行動より先に処理します。
目的カードの読み方と達成です
目的を引く行動では、3種類の山から好きな1種類を選び、1枚を手札に加えます。手札は最大5枚なので、すでに5枚なら引けません。自分の手番中に条件がそろった目的を表向きに出して達成できます。これは行動を使わず、同じ手番に何枚でも達成できます。一度達成したものは、その後庭が変わっても取り消されません。
区画の目的は、カードに描かれた色と並び方を庭に作ります。向きを変えて図の形を探してかまいませんが、該当する区画がすべて灌漑済みでなければ達成できません。たとえば緑3区画が一直線のカードは2点です。
庭師の目的は、指定色の竹の高さと、改善の有無を確かめます。4節の桃色で肥料ありなら5点、4節の黄色で改善なしなら6点というカードがあります。複数本のカードでは指定数以上の竹が必要で、それぞれの高さは図どおりちょうど3節です。たとえば緑4本が各3節なら8点で、隣り合う必要はなく改善の種類も問いません。この対象版では、達成時に庭師がその区画にいる必要はありません。
パンダの目的は、自分のボードに保管した、食べた竹を使います。緑2節なら3点、黄2節なら4点、3色を各1節なら6点というカードです。達成のために指定した節は中央へ返します。同じ節を別のカードに再利用できません。庭でまだ立っている竹や、ほかの人の保管した竹は払えません。今回は、引いた時点で庭の条件を満たしているカードも達成できる基本方式で遊び、引き直す上級変則は使いません。
最初の手番と、その後の手番の例です
最初は天候を振りません。区画行動で3枚から改善なしの区画を1枚選べたとします。その1枚を池の辺に隣接させると、自動的に灌漑済みとなり、同色の竹1節を置きます。残り2枚は山の底です。2つ目にパンダ行動を選び、池から今置いた区画へ1歩進めれば、その1節を食べて自分のボードに保管できます。これは違う2種類の合法な行動です。選んだ区画に柵があれば食べられないので、その場合は庭師を動かして成長させる選択もあります。
後の手番で、灌漑済み・肥料ありの桃色区画に竹が2節あり、庭師が一直線に移動してそこへ到着できるとします。庭師行動で2節伸びて4節になり、該当する5点の目的が手札にあれば、その手番で公開して達成できます。余分な行動や竹の支払いは不要です。
パンダが食べる、庭師が伸ばす、保管した水路や改善を置く、目的を達成する、という順序を自分の手番の中で組み合わせられます。ただし行動は通常2種類だけ、保管物の使用と達成だけが行動不要です。竹が不足した場合は、色を明示して別の駒を代用できるので、供給切れで成長を失わせるルールではありません。
最後の手番と得点です
2人なら誰かが9枚、3人なら8枚、4人なら7枚の目的を達成したとき、その人は2点の帝カードを受け取り、自分の手番を最後まで行います。まだ達成できる目的があれば追加で公開できます。その人以外の全員があと1手番ずつ行って終了です。最初のプレイヤーまで単に一巡をそろえる方式ではありません。
達成済みカードの点を合計し、帝カードを持つ人は2点を足します。手札の未達成カード、残った竹、水路、改善には点はありません。たとえば達成カードの合計が30点で帝を取っていれば32点です。最高点が同じなら、パンダ目的の点の合計が多い人が勝ちです。それも同じなら同率勝利です。枚数ではなく、その種類の点を比べることに注意しましょう。