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インスト

世界の七不思議:デュエル

デュエル基本セット・2人専用・拡張なし

2–2人30分難易度 3 / 5

重なったカードから1枚ずつ選んで文明を築く2人専用の独立ゲーム。軍事・科学の即時勝利と最終得点勝利をにらんで競う。

01

2人の文明を、3つの勝ち方で競う

みなさんはそれぞれ古代の都市を作ります。重なって並ぶカードから1枚ずつ取り、資源、建物、ワンダーという巨大建造物を増やします。勝ち方は3つです。軍事で相手の首都へ進軍するか、異なる科学記号を6種類集めれば、その場で勝利です。どちらも起こらず第3世代を終えたら、合計勝利点で決めます。点を増やすだけでなく、相手が即勝利へ近づいていないかも見ます。

これは2人専用のデュエル基本セットです。複数人用の世界の七不思議とは、カードの取り方も買い物も違います。パンテオンやアゴラの拡張は使いません。

02

軍事の中央、5枚の進歩、各自7コイン

2人の間に軍事ボードを置き、軍事コマを中央の中立マスへ置きます。軍事の2コインと5コインの損失トークン4枚を、対応する左右の場所へ表向きに置きます。進歩トークン10枚を混ぜ、5枚を無作為に選んでボードへ表向きに並べます。残り5枚は箱へ戻します。各自に7コインを配り、残りは銀行にします。

最初の人を決めます。初回は、1人目にピラミッド、大灯台、アルテミス神殿、ゼウス像、2人目に大競技場、ピレウス、アッピア街道、巨像のワンダーを配ります。各自の左側へ4枚を表向きに並べます。慣れた後の通常の選び方なら、ワンダー12枚を混ぜて4枚公開し、1人目が1枚、2人目が2枚、1人目が残り1枚を取ります。次の4枚を公開し、今度は2人目が1枚、1人目が2枚、2人目が残り1枚を取り、残り4枚は使いません。どちらの準備でも各自4枚です。

第1、第2、第3世代のカードを別々に分け、各山から3枚を無作為に、内容を見ず箱へ戻します。紫のギルド7枚から3枚を無作為に選び、第3世代の山へ混ぜます。残りのギルドも使いません。各世代は20枚を使います。使う世代の始まりに対応する山を混ぜ、これから説明する配置を作ります。

03

20枚を重ねる形と、取れるカード

カードは縦向きに置き、上の列から下の列へ順に重ねます。横の間隔は一定にし、隣のカードの間の中心へ次の列のカードをずらすことで、下のカードが上のカードの下端を少し覆うようにします。表向きの列と伏せた列を交互に作ります。

第1世代は、上から2枚表、3枚伏せ、4枚表、5枚伏せ、6枚表の5列です。下へ1枚ずつ増えるピラミッドにします。第2世代は、上から6枚表、5枚伏せ、4枚表、3枚伏せ、2枚表の5列で、下へ狭まる逆ピラミッドです。

第3世代は、上から2枚表、3枚伏せ、4枚表、2枚伏せ、4枚表、3枚伏せ、2枚表の7列です。中央の2枚の列だけは中央を空けます。上の4枚のうち左2枚の間と右2枚の間へ、それぞれ1枚を重ねます。その下の4枚は、中央の2枚を左右それぞれ2枚で覆う位置へ戻します。これで、上部と下部がつながった砂時計形になります。

取れるのは、他のカードに一部も覆われていないカードだけです。表が見えているだけでは取れません。最初は第1世代の一番下の6枚から選べます。伏せたカードが、覆うカードを取り除いた結果、完全に露出したらすぐ表へ返します。まだ別のカードが一部を覆っていたら、伏せたままです。カードを取ることで相手の次の選択肢が増える、というのがこのゲームの駆け引きです。

04

1枚を取るたび、建物・売却・ワンダーの3択

自分の手番では、取れるカードを必ず1枚選び、その使い道を決めます。建物にするなら、カードの色帯の下にある費用を払い、表向きに自分の都市へ置いて効果を得ます。色ごとにまとめ、上部の記号が見えるようにします。

お金を得るために捨てるなら、カードを中央の捨て札へ伏せ、銀行から2コインに自分の黄色い建物枚数を足した額を受け取ります。黄色2枚なら4コインです。今捨てるカードは建物になっていないので、その色や効果は使いません。捨て札の内容は2人とも確認できます。

ワンダーにするなら、自分の未建設のワンダーを1つ選び、そのワンダーに印刷された資源費を払い、取ったカードを伏せて下へ差し込みます。カード自体の費用と効果は使わず、ワンダーの効果だけを得ます。自分の4つはどの順で建ててもよく、建てたワンダーを再び建てることはできません。2人合計で建てられるのは7つまでです。7つ目が完成したら、残る8つ目を箱へ戻します。

行動を解決して、露出した伏せカードを表へ返したら、相手の番です。ワンダーなどに追加手番の効果があれば、表へ返した後、自分が新しい手番を丸ごと行います。その世代の最後のカードを取って場が空なら、追加手番は失われ、次の世代へ持ち越しません。

05

資源は減らず、不足分は相手でなく銀行へ払う

資源は木、粘土、石、ガラス、パピルスの5種類です。茶色や灰色のカード、黄色の一部、ワンダーが生産能力を増やします。資源の絵1つは毎手番1個を用意できる意味で、建設後も消費したり捨てたりせず、次の手番にも使えます。木か石か粘土という選択式は、その手番にどれか1種類1個だけです。

費用が何もないカードは無料です。コインならその額を銀行へ払い、資源なら自分がその種類と個数を用意できるか確認します。不足した資源は、銀行から何個でも買えます。1個の値段は、2コインに、相手の茶色と灰色のカードに描かれた同じ資源の生産数を足したものです。相手の黄色とワンダーの資源は、この値段には影響しません。相手へ払う取引ではありません。

例えば相手の茶色カードが石を2生産しているなら、自分が足りない石は1個4コインです。自分が石2個を生産し、費用が石3個なら、不足の1個だけ4コインで買えば足ります。自分の生産が増えれば不足分が減り、相手の生産が増えればその資源の購入単価が上がります。コイン費と資源費の両方があるカードでは、コイン費に不足資源の購入額も加えて払います。所持金が足りなければ、その建設は選べません。

黄色の交易割引には、示された資源を以後1個1コインで買えるものがあります。これなら相手の生産数によらず1です。木・石・粘土の単独資源用と、ガラス・パピルス両方用を区別します。カードの費用欄の連鎖記号と、自分が既に持つ建物の右上の記号が一致すれば、その建物は無料です。元の建物を失うことはありません。連鎖がなければ通常費を払って建てられます。

初手に、完全に露出した無料の伐採場、英語名Lumber Yardがあるとしましょう。それを建物にすれば、7コインを減らさず木の生産1を得ます。下のカードが取れたことで上の伏せカードが完全に露出すれば、それを表にして相手へ渡します。次の自分の手番に木1の費用を払う建物を選べれば、この生産だけで木を満たせます。買った資源を次の手番のために貯めることはできません。

06

建物の色と、軍事・科学の即勝利

青は印刷された数字の勝利点、赤は盾、緑は科学記号と、ときには勝利点です。黄色には資源・取引割引のほか、銀行から一度だけコインを受け取る効果があります。単純な数字ならその額、茶色1枚につき2、灰色1枚につき3、黄色1枚につき1、赤1枚につき1、完成ワンダー1つにつき2という絵なら、自分のその数を掛けて建設時に受け取ります。黄色の枚数を数える時は、そのカード自身も含めます。後から枚数が増えても追加収入はありません。勝利点も併記されていれば、点は最後に数えます。

盾1つを得るたび、軍事コマを相手の首都へ向け1マス動かします。相手が盾を得る時は逆方向へ動くので、綱引きになります。相手側の点線で区切られた区域へ初めて入ったら、そこにある軍事トークンを適用し、相手は2または5コインを銀行へ返します。足りなければ全所持金だけ失います。使ったトークンは箱へ戻すので、行き来して同じ罰を再び発生させることはありません。相手の首都マスへ到達したら、その瞬間に軍事勝利です。

同じ科学記号が2つそろったら、ボードに残る進歩トークンから1枚を選んで自分の都市へ置き、効果を得られます。一方、科学勝利は同じ記号の枚数ではなく、異なる6種類がそろうことです。全部で7種類あり、緑カードの記号と、法律の進歩トークンの記号を含めます。6種類がそろった瞬間に科学勝利です。科学には複数人版の2乗や3種セットの得点計算はありません。

07

進歩10種類の効果を、その場と将来に分ける

農業はすぐ6コインと、最後に4点。哲学は最後に7点。法律は独立した科学記号1種類。数学は、最後に自分の進歩トークン1枚につき3点で、数学自身も数えます。

建築は、以後自分が建てるワンダーの資源費を合計2個減らします。石工術は同じく、以後の青い建物の資源費を合計2個減らします。どの資源を減らすかは建設ごとに選び、コインとして印刷された費用は減りません。0未満にしてお金や資源をもらうこともありません。

経済は、以後相手が不足資源の取引に払ったコインを、自分が受け取る効果です。建物に直接印刷されたコイン費は受け取らず、相手の交易割引後の実際の取引額だけが対象です。戦略は、以後新しく自分が建てる赤い軍事建物に盾1つを加えます。既にある赤カードにはさかのぼらず、ワンダーの盾にも加えません。

神学は、以後建てる自分のワンダー全部に追加手番を付けます。既に追加手番があるワンダーを建てても、効果を2重にして2回追加することはできません。都市計画はすぐ6コインを得て、以後、連鎖記号を使って建物を無料建設するたびに4コインを得ます。単にもともと無料のカードを建てただけでは、この4コインはありません。進歩は取得時から有効で、以前の建設をやり直すことはありません。

08

ワンダー12種類と、相手のカードを捨てる効果

ワンダーの費用は、それぞれ左上の資源の組合せです。ピラミッドは9点。大灯台は毎手番、石・粘土・木のどれか1個を生産し4点。巨像は盾2つと3点です。これらの生産は相手の取引単価を上げません。

アルテミス神殿は12コインと追加手番。アッピア街道は自分に3コイン、相手が3コインを失い、追加手番と3点。ピレウスは毎手番ガラスかパピルス1個、追加手番と2点。大競技場は相手の灰色カード1枚を選んで捨てさせ、盾1つと3点。ゼウス像は同じく相手の茶色カード1枚を捨てさせ、盾1つと3点です。該当色が相手になければ、捨てる部分だけ何も起きず、他の効果は得ます。捨てられたカードの生産は失われ、以後の取引単価にも反映されます。

通常のワンダー選択で使う残る4つも紹介します。空中庭園は6コイン、追加手番と3点。スフィンクスは追加手番と6点。霊廟はゲーム開始後に捨てられたカード全部から1枚を選び、無料で自分の都市へ建て、霊廟自体は2点です。最初の準備で箱へ戻したカードは選べません。大図書館は準備で箱へ戻した進歩から無作為に3枚を取り、自分だけが見て1枚を選び公開して適用し、残る2枚を内容を見せず箱へ戻します。大図書館自体は4点です。

同じワンダーに複数の効果があれば全部適用しますが、軍事か科学の即勝利に達したらゲームはそこで終わります。追加手番でワンダーを無料で建てられるわけではなく、新しい手番でも普通に費用を満たします。

09

ギルドは両都市を比べ、最終得点へつなげる

第3世代の紫のギルドは、2人の都市のうち条件の数が多い片方を基準にします。科学者は緑、商人は黄、行政官は青、戦術家は赤について、建設時にその色が多い都市の枚数分のコインを銀行から得て、最後はその時点で多い都市の枚数分の点を得ます。建設時と最後で選ばれる都市が違ってもかまいません。

船主は茶色と灰色の合計枚数が多い都市を同じように数えます。茶色だけ片方、灰色だけもう片方という合算はできません。建築者は、最後に完成ワンダーが多い都市の数×2点です。金貸しは、最後にコインが多い都市のコイン3枚につき1点です。この2つは建設時のコイン収入はありません。ギルドのために相手のカードを自分へ移すわけではありません。

世代の20枚が全部なくなったら、次の世代の20枚を新しい形に並べます。次の開始者を決めるのは、その時軍事コマが自分側にある、つまり軍事で弱い側の人です。自分と相手どちらから始めるかを選べます。コマが中央なら、前の世代の最後に行動した人が選びます。コイン、生産、建物、進歩、ワンダーは残ります。

第3世代のカードがなくなり、即勝利がなければ集計します。軍事コマが中央なら軍事点0、どちらかの側なら押している側だけが、その区画に印刷された2・5・10点を得ます。建物の点、完成ワンダーの点、進歩の点、手元コイン3枚につき1点を足します。例えば軍事5、建物18、ワンダー9、進歩4、コイン8なら、5+18+9+4+2で38点です。相手側のコマ位置で自分が軍事点を得ることはありません。

合計点が高い人の民事勝利です。同点なら青い建物だけの勝利点を比べ、多い人が勝ちます。それも同じなら同率勝利です。建てていないワンダー、残したコインの端数、資源の生産能力そのものに点はありません。