インスト
クアルト
Gigamic Classic・2016年11月多言語公式ルールの日本語部分。通常直線ルール。
自分が置く駒は相手に選ばれます。色・形・高さ・穴のどれかが共通する4駒の直線を作り、クアルトと宣言する2人用の思考ゲームです。
相手から渡された駒で、共通点のある4つをそろえます
クアルトは、縦4マス、横4マスの盤に駒を置き、縦・横・端から端の斜めのいずれかに4個をそろえるゲームです。ただ4個並ぶだけでは勝てません。その4個すべてに共通する特徴が、少なくとも1つ必要です。駒には、明るいか暗いか、丸いか四角いか、高いか低いか、上に穴があるかないか、という4種類の特徴があります。たとえば4個すべてが高ければ、色や形や穴は混ざっていても勝ちの並びです。
そしていちばんの特徴は、自分が置く駒を自分で選ばないことです。相手があなたへ渡し、あなたが置き場所を選びます。置いたら今度は相手へ渡す駒を選びます。勝ちの並びができたら「クアルト」と声に出し、共通する特徴を示して勝ちます。
16個全部を共通の駒として並べます
空の4×4盤を中央に置き、16個の駒をすべて盤の外へ、両者が見えるように並べます。特徴の4つの組合せはすべて違い、同じ駒はありません。自分専用の色や駒はなく、全部が共通の候補です。くじかじゃんけんで先手を決めます。先手の最初の仕事は、置くことではなく、外の16個から1個を選び、相手に渡すことです。
たとえば先手が「明るい・丸い・高い・穴あり」の1個を渡します。受け取った人は、その駒を盤の空いた16マスのどれか、たとえば左上に置きます。残りは15個です。この段階では1個だけなので勝ちの並びはありません。置いた人が残り15個から1個を選び、先手へ渡します。先手は受け取ったその1個を、空いた15マスのどれかへ置きます。
置き場所を選び、次の駒を渡します
以後は、受け取った1個を空きマスへ置く、勝ちの並びがあるか見る、勝っていなければ残りの駒1個を相手へ渡す、を交互に続けます。受け取った駒を別の駒に交換したり、置かずに返したりはできません。すでに置かれた駒は動かせません。支払いや点数計算はありません。
1本の縦列か横列の4マスすべて、または盤の角から反対の角へ走る長い斜め4マスが対象です。途中の3個だけの斜めや、ばらばらの4個は勝ちになりません。たとえばある横列に高い駒が3個あれば、相手へ残っている高い駒を渡すと、その相手が空き1マスに置いて勝てるかもしれません。一方で色の共通点も同時に見る必要があります。明るいか暗いか、丸いか四角いか、高いか低いか、穴ありかなしか、という8通りの共通点を、4個すべてで確認します。
勝ちには宣言が必要で、見逃しにも期限があります
駒を置いて勝ちの並びを作った人は、次の駒を渡す前に「クアルト」と宣言し、4個とその共通点を示します。その4個のうち以前の3個を、誰が置いたかは関係ありません。すべてを自分が置いている必要はないのです。
並びを作った人が見逃し、次の駒を相手へ渡した場合、その相手はその時点で「クアルト」と宣言し、今できている並びを示して勝てます。新しい駒を置いてから昔の見逃しをさかのぼるのではなく、渡されたその機会に指摘します。両者とも作られた手番で気づかず進んだ場合、その見逃した並び自体は後から勝ちの根拠にできません。新しく有効な並びを作って宣言する必要があります。
有効な宣言で直ちに終了です。16個すべてを置いても勝者が出なければ引き分けです。初心者向けに特徴を減らす方法や、熟練者向けに2×2の正方形も勝ちにする方法がありますが、今回は4特徴全部を見る通常の直線ルールです。四角に4個集まっただけでは勝ちではありません。