インスト
マジックメイズ
基本セット・導入シナリオ1〜7(公式英語2018年9月ルール参照)、上級課題8〜17・拡張なし
全員が異なる移動操作を受け持ち、4人のヒーローを同時に動かして装備を盗み、砂時計が落ち切る前に脱出するリアルタイム協力ゲーム。
4人を一緒に動かし、盗んで逃げる
私たちは、装備を失った4人のヒーローをショッピングモールから脱出させます。紫の魔法使い、黄の戦士、緑のエルフ、オレンジのドワーフの4人です。全員が同時に、自分の色の装備マスへ立つと盗みが成立し、盗みタイルをB面へ返します。その後4人全員が出口から出れば全員勝ち。途中のどの瞬間でも砂時計が落ち切れば全員敗北です。誰か1人を先に装備へ着けるだけでは盗みになりません。
このゲームに普通の手番はありません。全員がいつでも自分の担当操作を使い、どの色の人コマでも動かせます。人コマごとの所有者はいません。砂時計は止めずに遊びます。
初回のモールと操作を準備する
初回はシナリオ1で始めます。番号1のモールタイルをA面で中央へ置き、中央4マスに4色の人コマを無作為に1個ずつ置きます。モールタイル2〜9だけを混ぜ、裏向きの山にします。盗みタイルはA面で、使用済み印、砂時計、何かしての赤いポーンを脇へ用意します。今回は拡声器の絵は無視します。
2〜8人なら右下に人数が書かれた操作タイルの、その人数に対応する組だけを使い、各自1枚を表向きで前へ置きます。北の矢印を中央タイルの北と同じ方向へそろえ、ゲーム中も回しません。5人以上では同じ移動操作が複数人へ分かれる場合もあります。1人でも4色のコマ全部を使いますが、操作タイルの扱いは最後に説明するソロ用へ変わります。
始める前は好きなだけ相談できます。砂時計を返したら開始です。シナリオ1だけは練習として最後まで自由に話して構いませんが、静かに連携する遊びを試すこともできます。シナリオ2以降は後で説明する通常の会話制限です。
移動、ワープ、エスカレーター
自分の操作タイルに描かれた操作だけを何回でも使えます。タイルを捨てる、順番を待つ、回数を消費することはありません。
矢印の移動は、その方向の一直線へ、好きな数のマスを進ませられます。壁、人コマ、モールの外の手前で止まります。1マスに2人を重ねず、人を飛び越えず、絵だけのエリアへ入ったり、斜めに進んだりはできません。他人が動かしている途中のコマを押さえて止めることもできません。行き過ぎたら、反対向きの操作を持つ人が直します。
渦の操作は、ヒーローを現在どこにいても、その人と同じ色の空いた渦マスへ直接移します。渦から出発する必要はありません。ただし盗みが成立してからは渦が停止し、脱出中には使えません。
エスカレーターの操作は、描かれた同じエスカレーターの一端から他端へ移します。両方向へ使えます。片端へ人が立つ必要があり、別のエスカレーターへ飛ぶ操作ではありません。到着マスにほかの人がいたら移れません。
探索と砂時計を返す条件
未探索の外側へ伸びる探索マスに、同じ色のヒーローが立ったら、探索操作を持つ人が山の一番上のモールタイルを1枚めくります。新タイルの入口をその探索マスへ接続する向きで置きます。既存のモールと重ねず、入口から通路がつながるようにします。好きな別のカードを選べません。新しい通路は、追加後はどのヒーローも両方向に通れます。探索山がなくなれば、追加できるタイルはありません。
使用済みでない砂時計マスへヒーローが入ったら、その瞬間に砂時計を必ず上下逆にします。時間を足す量を選ぶのではなく、残り方によって増えることも減ることもあります。返したマスへ使用済み印を人コマの下に置き、同じマスでは2回目を使えません。盗み後の脱出中にも残る砂時計マスは使えます。携帯電話のカウントダウンへ置き換えると、逆さにする仕組みが変わるので使いません。
話せる時間と何かしてのポーン
通常は話す、指さす、身振り、音で合図することを禁じます。許されるのは相手をじっと見るか、赤い「何かして」のポーンを相手の前へ置くことだけです。このポーンは担当に関係なく誰でも使え、置かれた人がすぐ別の人へ置き直しても構いません。どのコマをどちらへ動かすかを言葉や指で指定してはいけません。
砂時計を返した後は、砂が流れたまま好きなだけ話せます。この話し合いの間は操作をしません。誰かが1つでも操作を再開したら、全員また無言です。違反に気付いた場合だけは口で指摘して、違反直前へ戻して構いませんが、砂時計は止めず、やり直しで時間を返しません。
初回の操作例と脱出
最初の具体例です。中央4マスには4人がいて、外側の渦マスは空です。渦担当の人がオレンジのコマ1個を、1回の操作でオレンジの渦へ直接移します。続けてその同じ人が、黄のコマ1個を黄の渦へ移しても構いません。手番を交代せず2回操作でき、ほかの人がそれを待つ義務もありません。次に北などの移動担当が、通路と人を確認して、自分の方向へ1マス動かします。同色の探索口へ着いたら探索担当が1枚めくって接続します。1人が北も西も南もまとめて動かすのではなく、担当する操作を引き継いで進めます。
4人を各色の装備マスへ同時にそろえたら、すぐ盗みタイルをBへ返し、出口へ向かいます。シナリオ1は紫の出口1つを全色が使えます。出口へ着いた人は盤外へ除き、盗みタイルのその色の場所に置きます。残りの人を動かす間も砂は流れます。4人目が脱出した瞬間が勝ちで、先に砂が尽きれば敗北です。盗んだ後は渦で出口へ近付けません。点数や同点判定はありません。
シナリオ2と3で通常の形へ
シナリオ2は中央1A、探索山2〜12で、拡声器はまだ無視します。出口が色別になり、各ヒーローは自分の色の出口だけから脱出します。紫出口へ全員集める初回だけの例外はなくなります。
シナリオ3も中央1A、山2〜12です。2人以上では砂時計を返すたび、話し合いをする前に自分の操作タイルを左の人へ渡します。北の向きを保ったまま、受け取った新しい操作を担当します。最初にゲームを始めるための反転で配り直すのではなく、盤面の砂時計マスを使った反転です。出口は色別のままで、後のシナリオにもこの交換を引き継ぎます。砂時計の両端にリマインダーのシールを貼ると忘れにくくなります。
シナリオ4から7の特殊能力
シナリオ4は中央1A、山2〜14です。オレンジの壁の小さな通路を通れるのはドワーフ、つまりオレンジだけです。緑のエルフで新タイルを探索した時は、砂時計を返した時と同じように話せます。話している間は操作せず、再開したら無言です。
シナリオ5は中央を1Bへ変え、山2〜14を混ぜた上へ15を載せます。紫の魔法使いが水晶球マスに立っている間、探索担当は1枚か2枚まで、未使用の探索口へタイルを追加できます。探索口の色は問わず、2枚目を今出した1枚目につないでも構いません。使用を後まで待ってもよいですが、紫がまだ水晶球にいる必要があります。1枚でも追加したら水晶球へ使用済み印を置き、同じ水晶球の2回目はできません。
シナリオ6は中央1B、山2〜17です。未使用の監視カメラが2つ以上公開されている間は、誰も砂時計マスへ入れません。黄の戦士がカメラマスへ入ったら、カメラへ使用済み印を置いて無効にします。ほかの色では無効にできません。カメラが1つ以下になれば砂時計をまた使えます。シナリオ7は中央1B、山2〜19で、カメラが4つになる以外、ここまでの能力をそのまま使います。番号8〜17の追加課題や拡張は、この導入インストには含めません。
ソロでは片手で操作を切り替える
1人では中央と探索山の準備、4色の人コマ、勝敗は同じです。人数1の操作タイル7枚を使い、北をそろえた裏向きの山にします。片手だけで、山から1枚ずつめくって操作捨て札へ置き、その一番上の操作だけを使えます。その操作なら、複数のヒーローへ何回使っても構いません。別の操作をしたければ、欲しいものが上になるまで1枚ずつめくります。山を手に持ってめくってはいけません。
操作山が尽きたら、操作捨て札を混ぜずに裏返して山にし、また1枚ずつめくります。ただし砂時計マスで砂時計を返した時には、操作山と捨て札を全部一緒に混ぜて新しい山へします。ほかの人数のような左隣への交換はありません。1人でも、渦の盗み後停止、色別出口、能力が導入される段階は変わりません。