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ロストシティ

簡易ルール

60枚・5探検の2人用カード基本ゲーム(Thames & Kosmos 2014公式英語版基準/SNE旧日本語現物未照合)

2–2人30分難易度 1.8 / 5

5色の探検路へ数字を昇順に並べる2人用カードゲーム。探検には20点の費用がかかり、賭けカードは利益も損失も増幅します。相手と共有する色別捨て札からも補充でき、いつどの色を始めるかを見極めます。

01

探検を成功させ、3回の合計を競う

これから2人で、5色の探検路を作ります。数字の大きいカードほど得点になりますが、探検を1つ始めるたびに20点の費用がかかります。うまく伸ばせない色をむやみに始めると、得点はマイナスです。逆に、その色を一切始めなければ0点で済みます。どの色を始め、どれを見送るかを選ぶゲームです。

山札がなくなるまでを1ラウンドとして、合計3ラウンド遊びます。各ラウンドの点数を記録し、3回の合計が高い人が勝ちです。相手より多く勝った回数ではなく、合計得点で比べます。今回は60枚で5色を使う昔からのカードゲーム基本ルールで、6色目、マイルストーン、タイルゲームやボードゲーム版の要素は使いません。

02

ボードと8枚の手札を用意する

使うカードは黄・青・白・緑・赤の5色。各色に2から10の数字が1枚ずつと、数字のない賭けカードが3枚ずつあり、各12枚、合計60枚です。賭けカードとは、その色の探検の得失点を倍にするカードで、手を合わせるような印があり、数字はありません。

2人で向かい合い、5色の捨て札置き場が描かれたボードを間に置きます。それぞれ、自分側の各色の手前に、同色のカードを縦に並べる場所を空けます。ここが自分の探検路です。真ん中のボード上に置くのは共有の捨て札で、自分の探検路とは別です。

60枚を混ぜ、8枚ずつ伏せて配ります。自分だけが見て持ち、残り44枚を伏せた山札にします。点数を書く紙と筆記具も用意します。初回は年長の人から始め、その後は交互に進めます。

03

先に1枚出して、その後1枚取る

手番は、必ず先に手札を1枚使い、その後で1枚補充します。先に引いてから何を出すか考えることはできません。1枚使う方法は2通りです。

1つ目は、自分側の同じ色の探検路へ表向きで並べること。その色が空なら好きな数字から始められます。すでに数字があれば、一番最後の数字より大きいカードだけを、列の末尾へ足せます。例えば白の3の次は4以上、7の次は8以上です。数字を飛ばしても構いませんが、後から間へ差し込んだり、置いたカードを戻したりはできません。相手の列へ置くこともありません。全カードの数字や賭けの枚数が分かるよう、少しずつずらして重ねます。

賭けカードも1枚で1手番を使い、その色の先頭にだけ置けます。最大3枚を続けて置けますが、その色へ数字を1枚でも出した後には、もう賭けを追加できません。賭け1枚だけでも、その色の探検を始めたことになるので費用がかかります。

2つ目は、ボード上の同じ色の捨て札へ表向きで置くこと。ここは2人共用です。各色の捨て札は山に重ね、一番上だけ見えるようにします。自分の探検路に置けるカードでも、捨てる方を選べます。

その後の補充は、伏せた山札の一番上か、5色の捨て札のいずれかの一番上から、ちょうど1枚取ります。今この手番で自分が捨てたそのカードだけは、すぐに取り戻せません。捨て札の下の方を選んだり、1枚しか捨てていない色から別のカードを出したりもできません。補充で手札が8枚に戻ったら相手の番です。

04

実際の初手と、その先の選び方

例えば最初の8枚に、白の賭けと白の3と7があれば、白の賭けを自分側の白の位置へ置き、山札から1枚引けます。相手は赤の2で赤い探検を始め、山札から1枚引いたとします。次の自分の番では白の3を賭けの下へ並べ、1枚引けます。その後に白の7を出すのは合法ですが、先に7を置いてしまうと、3も4も5も6もその列には出せなくなります。

あるいは、始めたくない青の9を、中央の青い捨て札へ置くこともできます。その後、以前から捨て札の一番上にある緑の4を取れば、山札は減りません。ただし青の9を捨てて、同じ9を今すぐ取ることはできません。捨てたカードは相手にも取れるので、何を渡すかも考えます。

05

山札の最後を引いたら、直ちに得点計算

誰かが山札の最後の1枚を引いた瞬間、そのラウンドは終わります。最後に引いたカードを追加で置く手番はなく、相手へ最後の1手も与えません。手札や捨て札は得点にならず、自分の探検路に置いたカードだけを数えます。山札の残り枚数は、終盤に2人で確認して構いません。捨て札から引くことは、山札を減らさずに終了を延ばす選択です。

点数は1色ずつ計算します。まず数字を全部足し、探検費用20を引きます。賭けがなければそのまま。賭け1枚なら2倍、2枚なら3倍、3枚なら4倍にします。プラスだけでなくマイナスも同じ倍になります。さらに、その色に賭けも含めて8枚以上並べていれば、最後に20点を足します。この20点ボーナス自体を賭けで倍にはしません。何も置いていない色は費用もかからず0点です。

例えば賭け1枚と数字3・7・10なら、数字合計20から20を引き、2倍して0点。賭け1枚と3・7だけなら、10引く20を2倍してマイナス20点です。賭け2枚と2・3・5・7・8・10なら8枚、数字合計35です。35引く20を3倍し、最後に20を加えて65点になります。賭け1枚だけで数字なしなら、マイナス20の2倍でマイナス40点です。

06

記録して配り直し、3回の合計を比べる

5色の点数を足して記録し、手札・探検路・捨て札もすべて集めて60枚を混ぜ、再び各8枚を配ります。次は前ラウンドの得点が高かった人から始めます。3ラウンド終えたら各自の3回分を合計し、高い方が勝ちです。例えば30点、マイナス10点、50点なら合計70点です。

参照した公式ルールには、前ラウンドが同点だった場合の先手や、総合点が同点だった場合の追加判定は書かれていません。今回は卓での取り決めとして、前回同点なら初回と同じく年長者を先手にし、総合同点は引き分けで終えましょう。これは公式の追加タイブレークではなく、同点時だけの運用上の取り決めです。

覚えてほしい間違いは3つ。探検は必ず数字が大きくなる向き、賭けは数字より前だけ、そして補充はカードを出した後です。費用20点を忘れず、賭けは損失も増やすことを意識して始めましょう。