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インスト

禁断の島

簡易ルール

基本セット・完全日本語版(Gamewright英語ルールと2021年日本語版エラッタ参照)

2–4人30分難易度 2.5 / 5

沈みゆく島で4つの財宝を集め、全員そろってヘリコプターで脱出する協力ゲーム。タイルの浸水とカードの受け渡しを限られた行動で管理します。

01

財宝4つと全員の脱出を目指す

私たちは、沈み始めた島で4つの財宝を集める冒険者です。財宝を全部回収し、全員がヘリポートのタイルへ集まり、誰かがヘリコプターカード1枚を使ったら全員勝ちです。財宝だけ取ってもまだ勝ちではありません。ヘリポートが浸水していても、沈んでいなければ脱出できます。全員で相談し、手札は公開して構いません。

負けは4通りです。まだ回収していない財宝について、その財宝を取れる2枚のタイルが両方沈む。ヘリポートが沈む。人のいるタイルが沈み、その人が後で説明する泳ぎ方で逃げられない。水位が一番上のドクロに届く。このどれかが起きたら即座に全員敗北です。回収済みの財宝の場所が沈むこと自体では負けません。

02

島、山札、冒険者を準備する

24枚の島タイルを通常の乾いた面で混ぜ、上から2枚、4枚、6枚、6枚、4枚、2枚の6段に、段の中央をそろえて並べます。上下左右の辺がそろう菱形の島です。財宝4個は脇へ置きます。青裏の洪水カード24枚を混ぜ、6枚を1枚ずつ公開し、同じ名前のタイルを浸水面へ裏返します。カードは表向きの洪水捨て札にし、残りを洪水山札にします。まだ沈めません。

6枚の冒険者カードを混ぜ、各自に1枚を表向きで配ります。同じ色の人コマを、その色のコマ印があるタイルへ置きます。浸水している開始場所でも構いません。余りの冒険者と人コマは使いません。赤裏の財宝山札28枚には、財宝カード各5枚、洪水上昇3枚、ヘリコプター3枚、土のう2枚が入ります。これを混ぜて各自2枚配り、公開します。ここで洪水上昇を受け取ったら別のカードに交換し、上昇カードを山札へ戻して混ぜます。全員の初期手札を確定してから裏向きの財宝山札を置きます。

水位の目印を初級の開始位置へ合わせます。人数が変わっても各自2枚、最大3行動です。初期水位を標準・上級・伝説の位置に上げれば難しくなります。最後に島を訪れた人から、時計回りに進めます。

03

手番は最大3行動、2枚、洪水

自分の番には、まず最大3行動し、次に財宝山札から2枚を引き、最後に水位表示の枚数だけ洪水カードを引きます。行動は自由な順で繰り返せ、使わずに終えてもよいですが、余りを次へ持ち越せません。

通常の移動は1行動で上下左右に接するタイル1枚へ進みます。浸水面には入れますが、沈んで抜けた空所に入ったり、そこを越えたりはできません。斜めは通常不可です。

排水は1行動で自分のタイルか上下左右に接する浸水タイル1枚を通常面へ戻します。すでに沈んだタイルは戻せません。

カード提供は1行動で財宝カード1枚を、同じタイルにいる別の人へ渡します。相手から取る行動ではありません。特殊カードは渡せません。手札5枚の相手にも渡せますが、受け手はただちに余分を捨てるか特殊カードを使い、5枚へ戻します。日本語版の古い説明の「上限を超える相手には渡せない」は訂正されています。

財宝回収は、その財宝の絵がある2タイルのどちらかに立ち、同じ財宝カード4枚をまとめて捨てて1行動です。浸水していても取れます。財宝コマを脇からチームの回収済み側へ移します。4枚そろっただけでは回収になりません。

04

6人の冒険者の違い

探検家は移動と排水で斜めのタイルも選べます。技術者は1行動で排水を2枚までできます。伝令は、提供する相手が違うタイルにいても財宝カードを1枚1行動で渡せます。

パイロットは自分の番に1回だけ、1行動で島に残るどのタイルへでも飛べます。航海士は1行動で別の人コマを通常の上下左右へ2タイルまで動かします。探検家の斜め移動は使えますが、パイロットの飛行を代行する能力ではありません。自分の番に行うので、動かされた人の行動数を使いません。

潜水士は1行動で、上下左右につながる浸水タイルや沈んだ空所を1つ以上通過できます。通常面に着いたらその移動は終わりです。空所そのものに止まることはできません。これらは通常行動を変える能力で、行動を無制限に増やすものではありません。

05

補充、特殊カード、5枚の上限

財宝山札から2枚を1枚ずつ引きます。財宝と特殊カードは手札へ入れ、洪水上昇は今から説明する処理をします。山札が尽きたら、その捨て札を混ぜて新しい財宝山札にし、必要な残り枚数も引きます。上昇カードの代わりは引きません。

手札は常に最大5枚です。6枚以上になったら、ただちに選んで捨てるか、特殊カードを使って5枚に戻します。ヘリコプターは同じタイルの人コマ1個以上を、島に残る別の1タイルへ一緒に移します。土のうは島の好きな浸水タイル1枚を通常面に戻します。どちらも行動数なしで、自分の番でも他人の番でも使えます。上限のために捨てる代わりにも使えますが、タイルを沈める洪水カードがめくられた後、そのタイルを土のうで救うことはできません。ヘリコプターも、めくられたカードの沈没処理を取り消す使い方はできません。脱出用に最後のヘリコプターを温存することも考えましょう。

06

上昇と洪水、沈んだ時の泳ぎ方

洪水上昇を引いたら、その場で水位を1目盛り上げます。洪水捨て札だけを混ぜ、残る洪水山札の上へ置きます。上昇カードは財宝捨て札です。2枚とも上昇なら1枚ずつ全部処理し、水位も2目盛り上がります。感染ゲームのように山札の下をめくる処理はありません。

補充を終えたら、現在の水位の右に示す枚数だけ洪水カードを1枚ずつめくります。初級開始時は2枚です。そのタイルが通常面なら浸水面へ裏返し、カードは洪水捨て札へ。すでに浸水面ならタイルを島から除き、その洪水カードもゲームから除きます。洪水山札が途中で尽きたら、残る洪水捨て札を混ぜて引き続き必要枚数をめくります。

人のいるタイルを浸水面へ裏返すだけなら人はそこに残ります。沈んで除かれたら直ちに、上下左右で接する残ったタイルへ行動なしで泳ぎます。浸水タイルでも構いません。泳ぐ先がなければ敗北です。ただし探検家は斜めにも泳げ、パイロットは残った任意のタイルへ飛べ、潜水士は一番近い残ったタイルまで泳げます。航海士などが次の番に助けるのを待つことはできません。

07

最初と次の手番を試す

開始時に自分のタイルが浸水している技術者の例です。自分と上下左右の隣1枚が浸水していれば、1行動でその2枚を排水します。2行動目で隣のタイルへ移り、同じ場所にいた仲間へ財宝カード1枚を渡して3行動目を使います。財宝カード2枚を引き、どちらも上昇でなければ手札5枚を確認し、水位が2なら洪水2枚を処理して次の人へ進みます。

次の人も最大3行動からです。たとえば同じ財宝4枚を持ち、その財宝の場所に立っていれば1行動で回収できます。洪水2枚の途中でヘリポートが浸水し、次にまた引かれて沈めば、財宝を全部持っていても全員敗北です。逆に財宝4つ、全員ヘリポート、ヘリコプター1枚がそろえば、浸水したヘリポートからでもカードを使ってその場で勝ちます。個人点や同点判定はありません。