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IELLO 2020年版・基本ルール(英語公式冊子/不足物件変則なし)

3–6人30分難易度 1.8 / 5

前半は家を競り落とし、後半は全員が家を同時に売って小切手へ換えます。入札に使わず残したお金も最後に効く、2段階の競りゲーム。

01

家を買ってから売り、一番お金を残す

みなさんは家を買い、後でそれを小切手に換えてお金を稼ぎます。前半は紙幣を使った家の競り、後半は全員が家を1枚ずつ同時に売る競争です。最後に小切手の合計と、前半に使わず残した紙幣を足し、一番お金の多い人が勝ちです。家を高く買いすぎると、後でよい小切手を取っても利益が減るので、残すお金も大事です。

今回はIELLO2020年版の基本ルールです。1人だけ家をもらえない不足物件変則は使いません。家カードは1から30まで、小切手は0と2,000から15,000までをそれぞれ2枚ずつの計30枚です。紙幣1枚は1,000です。家、小切手、紙幣を分け、家と小切手はそれぞれ混ぜて裏向きの別の山札にします。

02

人数ごとのお金と競りの準備

4人なら家の山と小切手の山から上の2枚ずつを、見ずに箱へ戻します。3人、5人、6人では30枚ずつ全て使います。各自へ、3人なら紙幣28枚、4人なら21枚、5人なら16枚、6人なら14枚を渡します。つまりそれぞれ28,000、21,000、16,000、14,000です。手元の紙幣は裏向きで持って構いません。最初の先手は無作為に決めます。

前半の各ラウンドでは、家の山札から人数分を表向きで中央へ並べます。全員が1枚ずつ家をもらうまでが1ラウンドです。家の数字が大きいほど、後半で高い小切手を選ぶ順位が上がります。先手から時計回りに、入札するか、パスするかを選びます。

03

入札は合計額を上げ、パスは半分を切り捨て返金

入札なら、紙幣を表向きで自分の前へ出して金額を宣言します。最初の入札額は自分で決め、その後の人は現在の最高額より高い合計にしなければなりません。もう入札している自分に番が戻ったら、追加の紙幣を出して合計を上げるか、パスします。既に出した紙幣に加えて払うので、増額分だけを足します。持っている紙幣を超えて借金で入札することはできず、入札に回せる紙幣がなければパスします。

パスしたら、中央に残っている一番小さい数字の家を取り、自分の前へ裏向きで集めていきます。家は自分で見られます。このラウンドで出した紙幣の半分を、枚数の端数を切り捨てて手元へ返し、残りを箱へ戻します。5枚入札してパスしたら2枚返って3枚を失います。最初から入札せずパスすれば支払いは0枚です。パスした後は、そのラウンドでは入札に戻れません。

最後まで1人だけ残ったら、その人は残る一番大きい家を取り、出した紙幣を全額箱へ戻します。半額返金はありません。その人が次のラウンドの先手となり、また人数分の家を公開します。

04

最初の競りを数字で追う

たとえば3人で、中央の家が3、5、11です。先手の自分が紙幣2枚を出して2,000と入札し、左隣が3枚を出して3,000と上げたとします。3人目がまだ入札せずパスすると、家3を無料で取ります。自分の番が戻り、ここでパスすれば家5を取り、出した2枚のうち1枚が返り、1枚を失います。最後に残った左隣は家11を取り、3枚を全て支払います。

この場合、自分には紙幣27枚と家5が残り、左隣には紙幣25枚と家11が残ります。次の競りは家11を取った左隣からです。高い家には後でよい小切手を取れる価値がありますが、今の支払いも最終的なお金から減ることが分かるでしょう。家の山札がなくなるまでこの流れを繰り返します。基本ルールでは全員が同じ枚数の家を持ちます。

05

後半は家を伏せて選び、全員同時に公開

全部の家を買い終えたら、後半の売却に移ります。残った紙幣は使わず手元に置き、買った家を自分だけに見える手札として持ちます。小切手の山札から人数分を表にして中央へ並べます。各自、手札の家1枚を選び、自分の前へ裏向きで伏せます。全員が選んでから同時に公開し、後から取り替えてはいけません。

一番大きい数字の家を出した人が、一番高い金額の小切手を取ります。次に大きい家の人が次に高い小切手、という順で全員が1枚ずつ取ります。家の数字は全て違うので家の順位は同点になりません。小切手が同額ならどちらを取っても金額は同じです。取った小切手は自分の前に裏向きで集め、売った家は箱へ戻して再使用しません。

たとえば3人が家28、20、8を出し、中央の小切手が13,000、12,000、0なら、28の人が13,000、20の人が12,000、8の人は0を受け取ります。0でもその家は売却済みです。中央に小切手がなくなったら、次の人数分を公開して、また家を1枚ずつ選びます。

06

全てを売ったら、小切手と残した紙幣を足す

全員が家を全部売り、小切手が全て配られたら終了です。小切手の金額を足し、残った紙幣1枚につき1,000を加えます。たとえば小切手合計72,000、紙幣8枚なら80,000です。最も多い人が勝ち、合計が同じなら残った紙幣の多い人が勝ちです。それも同じなら勝利を分け合います。

前半でパスした人だけが半分の返金を受け、最後の1人は全額払いです。後半は好きな小切手を選ぶのではなく、家の数字の順位で決まります。この2点を取り違えないようにしてください。先に小切手の並びを見てから家を選べるので、高い家をいつ売るかも大事な判断になります。