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インスト

センチュリー:スパイスロード

簡易ルール

アークライト完全日本語版・基本単独ゲーム(2017年正誤反映)。Next Move/Plan B公式2024英語ルール照合。シリーズ混合・ゴーレム版は対象外

2–5人30–45分難易度 2 / 5

香辛料を生み、交換し、価値を上げる商人カードを集め、求められた組み合わせを納品して得点します。使ったカードは休息でまとめて回収するため、自分だけの交易手順を組み立てる楽しさがあります。

01

香辛料をそろえて納品します

私たちは交易商人です。4色のキューブが香辛料で、手元に置くキャラバンカードが荷車です。商人カードを使って品物を手に入れ、色を上げたり別の組み合わせに交換したりして、公開された勝利点カードへ納品します。勝利点カードを最初に一定枚数取った人が終了のきっかけを作りますが、勝つのは最後の合計点が最も高い人です。カードの点に、集めたコインと残った一部の香辛料も加えます。

これはスパイスロード単独の基本ゲームです。ほかのセンチュリー作品を混ぜるルールや、ゴーレム版としての説明ではありません。

02

カード列、コイン、最初の荷物です

オレンジの裏面の勝利点カードを混ぜ、山の左側に5枚を表向きで横一列に並べます。列の一番左の上に、人数の2倍の金貨、左から2枚目の上に同数の銀貨を積みます。3人なら各6枚、5人なら各10枚です。これが納品順位への賞金で、最初の所持金ではありません。

紫の裏面の商人カードから、表面に紫の枠がある初期カード10枚を抜きます。各自、『黄2個を得る』と『2段階の価値上昇』を1枚ずつ、計2枚の手札として受け取ります。余った初期カードはしまいます。残る商人カードを混ぜ、山の左に6枚を表向きの横一列にします。商人列と勝利点列を混ぜないでください。

キューブは黄・赤・緑・茶の4色に分けて中央へ置きます。この順で価値が上がり、茶より上はありません。人数分のキャラバンカードには必ず開始印の1枚を含め、混ぜて1枚ずつ配ります。開始印の人から時計回りです。開始者は黄3個、2番手と3番手は黄4個、4番手と5番手は黄3個と赤1個をそれぞれ自分のキャラバンへ置きます。遊ばない席の分は配りません。4・5番手は黄4ではなく黄3です。

03

手番は4つから1つだけです

自分の手番では、手札から1枚使う、商人を1枚獲得する、休息する、勝利点カードへ1回納品する、のどれか1つだけを行います。カードを取ってすぐ使う、カードを使ってそのまま納品する、という2行動はできません。

カードを使うときは手札の1枚を自分の前へ表向きに出し、その効果を実行します。使ったカードはそこに残り、休息するまで再使用できません。商人カードの効果は3種類です。矢印のない香辛料の絵は、描かれた色と数を中央から受け取ります。初期の黄2個なら黄を2個増やします。

価値上昇の矢印は、キューブ1個を黄から赤、赤から緑、緑から茶へ1段階交換します。初期の2段階カードなら合計2回までです。同じ1個を黄→赤→緑と上げても、黄2個をそれぞれ赤へ上げてもかまいません。すべての回数を使う義務はなく、茶をさらに上げることはできません。価値上昇は、キューブを無料で増やす効果ではありません。

上下に香辛料が描かれた交換カードは、矢印の上にある組み合わせを中央へ払い、下にある組み合わせを受け取ります。同じ手番に、そのカードの同じ交換を、払える限り何回でも繰り返せます。たとえば黄2個→緑1個のカードを黄6個ある状態で使うなら、1・2・3回から選べ、3回なら黄6個を払って緑3個になります。逆向きには使えません。

04

商人の獲得と休息です

商人を獲得するときは、商人列の好きな1枚を選び、それより左のカードすべてへ、自分の荷物からキューブを1個ずつ置きます。色は自由です。左端なら支払いなし、左から4枚目なら左の3枚へ1個ずつ、合計3個を置きます。取るカード自身へは払いません。必要な個数を持っていなければ、その位置のカードは取れません。

選んだカードを手札へ入れ、そのカードに以前の人が置いていたキューブがあれば、全部自分のキャラバンへ取ります。そのあと、右側のカードを左へ詰め、山から新しい1枚を出して一番右を埋めます。手札に入ったカードは次の自分の手番から使えます。

休息では、自分の前に出して使い終わっている商人カードを全部手札へ戻します。獲得済みの商人を捨てることはなく、自分の商人の組を次第に増やしていきます。休息でカードを回収した手番に、そのカードを使うことはできません。

05

納品、積載上限、手番の具体例です

納品するには、勝利点列の好きな1枚に描かれた色と数のキューブを、全部自分のキャラバンから中央へ返します。多めに別の色を払って代用はできません。カードを取って裏向きに自分の前へ置きます。左端のカードなら金貨1枚、左から2枚目なら銀貨1枚を、その上の山から取ります。最後の金貨が取られたら、銀貨の山を左端の上へ移します。以降は左端の納品に銀貨を付け、銀貨も尽きればその追加報酬はありません。空いた勝利点列は右側を左へ詰め、山から右端へ補充します。

毎手番の終わりに、自分のキャラバンにあるキューブを数えます。10個を超えたら、好きな色を中央へ返し、10個に減らします。手番の途中で一時的に超えることはできます。中央のキューブは有限資源ではないので、足りなければ色と個数を示す代用品を使います。

最初の手番例です。開始者は黄3個を持ちます。黄2個を得るカードを使い、自分の前へ置けば黄5個になって手番終了です。次の自分の手番で価値上昇2回を使い、黄1個を赤、続けて緑にすれば、荷物は黄4個と緑1個です。次にその2枚をまた使いたければ、別の手番を休息にして回収します。

後の例では黄6個から黄2→緑1の交換を3回行えば緑3個です。その手番で納品まで続けることはできません。また、商人列の左から4枚目を取る手番で、黄・黄・緑を左の3枚に1個ずつ置くのは合法です。取るカードに載っていたキューブだけを回収し、置いた支払いを一緒に持ち帰らないようにしましょう。

06

最後の一巡と合計点です

4〜5人では誰かが5枚目、2〜3人では6枚目の勝利点カードを取ったら、その時点のラウンドを最後まで行います。開始者から始まる一巡なので、開始者の右隣の人まで手番を行って終わります。きっかけを作った人以外が全員もう1回行う方式ではなく、すでにその一巡で手番を終えていた人には戻りません。

獲得した勝利点カードの数字を合計します。金貨1枚3点、銀貨1枚1点。最後に残った赤・緑・茶のキューブは色の価値によらず1個1点、黄は0点です。商人カードには点はありません。たとえば勝利点カード合計50点、金貨2枚、銀貨1枚、赤2個と茶1個、黄4個なら、50+6+1+3=60点です。

合計点が最高の人が勝ちます。同点なら、その同点者の中で手番順が後ろ、つまり開始者から時計回りに見て後に手番を行う人が勝ちです。最後の納品をした人や、勝利点カードの枚数が多い人を優先するのではありません。