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インスト

ブルゴーニュの城

簡易ルール

alea 2019年版の基本ゲーム/2~4人。拡張・ソロ・チーム戦・Special Editionを除外

2–4人70–120分難易度 3.4 / 5

2個のダイスを使ってタイルを集め、自分の領地へ町、牧場、船、鉱山などを配置するゲーム。出目の調整や建物の連鎖を使い、領域を早く完成させて得点を伸ばす。2019年版に同梱された基本ゲームのみを対象にする。

01

目標と使うセット

私たちはブルゴーニュの領主となり、自分の領地をタイルで埋め、勝利点を競います。毎手番、2個のダイスをそれぞれ1回ずつ仕事に使います。出目が取れるタイルや置ける場所を決めますが、労働者を使えば出目を変えられます。色のつながった領域を早く完成させたり、同じ牧場に家畜を集めたりすると、多くの点になります。

ゲームはAからEの5期、各期5ラウンド、合計25ラウンドで終わります。途中の点に残りの品や黄色タイルの点を足し、最大の人が勝ちます。今回は2019年版に入った基本ゲームを2~4人で遊びます。白い城、宿屋、交易路、追加タイル、盾、ソロ、チーム盤は使いません。黄色タイルは番号1~26だけです。

02

共通の準備

中央盤を置きます。4人なら4人用の面、2・3人なら反対の面です。2人では番号のある6倉庫の内側の12枠と、黒市場の人数印のない4枠だけを使います。3人ではさらに「3」印の8枠を加えます。倉庫の番号は1~6で、六角形のタイルを置く枠と、四角い商品の集まる場所があります。

基本タイルを裏面の色別に分けて伏せます。黒い裏面のタイルは黒市場用なので、表に描かれた色の山へ混ぜません。銀貨と労働者を供給にします。四角い商品42枚を裏向きで混ぜ、5枚ずつ5山作ってA~Eへ置きます。余り17枚は個人準備用です。6色の完成ボーナスは、大きい方を上、小さい方を下にして対応する場所へ重ねます。

各期の始めに、番号倉庫の使用する枠へ、枠の色と同じ裏面の山からタイルを1枚ずつ公開します。黒市場には黒い裏面から使用枠ぶんを公開します。3人戦だけは倉庫6の濃緑の枠を、A・C・E期には城、B・D期には鉱山にします。その期の商品5枚は、ラウンドを数える5枠へ表向きに1枚ずつ置きます。

03

個人の準備と置き場所

全員、最初は同じ番号1の領地盤を受け取り、中央の濃緑の6へ開始の城を1枚置きます。これは開始時の配置なので、城の追加仕事は得ません。自分の色のダイス2個、得点コマ、手番順コマ、100・200点を示すタイル、銀貨1枚、商品を無作為に3枚受け取ります。商品は同じ種類を重ね、種類別に3枠へ置き、配らなかった商品は箱へ戻します。

ダイスを振って最初の人を決め、時計回りに初期順を決めます。労働者は最初の人が1枚、次が2枚、3人目3枚、4人目4枚です。手番順コマは中央盤の橋の一番右へ、最初の人を上、最後の人を下に重ねます。得点は0からです。最初の人が白ダイスを受け取ります。

個人盤には37マスの領地、六角タイルを一時保管する3枠、商品3種類を保管する3枠があります。まだ領地へ置かない六角タイルは必ず保管枠を通し、取ってすぐ直接領地へ置くことはできません。新しい六角タイルを受け取るときに3枠が満杯なら、今ある1枚をゲームから除いて空けられます。

04

ラウンドと2つの仕事

毎ラウンド、全員が自分の2個を同時に振り、最初の人だけは白ダイスも振ります。まず、その期の未配布商品の一番手前の1枚を、白の出目と同じ番号の商品置き場へ移します。白は共通の商品の行先用で、誰の仕事にも使えず、労働者で変えることもできません。

その後、橋で左にいる人から、同じ位置なら上の人から手番を行います。自分は色付きダイス1個につき1仕事、合計2仕事を好きな順に実行します。同じ種類の仕事を2回しても構いません。使ったダイスは個人盤の使用済みの場所へ寄せます。全員が2仕事を終えたら次のラウンドです。船で順番が変わっても、今のラウンドで二重に手番を取るのでなく、次のラウンドの順へ反映します。

仕事の直前、労働者1枚を供給へ返すごとに、そのダイスを1増やすか減らせます。6から1、1から6へもつながり、複数枚使えます。例えば2を6にするには、2→1→6で2枚です。振り直すのではありません。

05

ダイスでできる4種類

1つ目は中央盤から六角タイルを取る仕事です。使ったダイスと同じ番号の倉庫から、好きな六角タイル1枚を自分の保管3枠へ移します。表の色は問いません。この仕事で黒市場のタイルは取れません。

2つ目は、自分の保管枠の六角タイル1枚を領地へ置く仕事です。ダイスと同じ数字の、まだ空いているマスを選びます。タイルとマスの色が同じで、既にある自分のタイルと辺で接していなければなりません。最初は開始の城の隣だけです。置いたらその種類の効果を直ちに処理し、置き直したり撤去したりはできません。

3つ目は商品を売る仕事です。ダイスと同じ数字の商品を、自分の手元から同じ種類すべて売ります。売った品は自分の売却済み枠へ裏向きで残します。売却1回につき銀貨1枚を得て、商品1枚につき参加人数と同じ点、つまり2人なら2点、3人なら3点、4人なら4点を得ます。3人戦で同じ番号の商品2枚なら、銀貨1枚と6点です。1枚だけ残すことはできません。

4つ目は労働者を補充する仕事で、出目に関係なく2枚を受け取ります。出目を使えないときでもこの仕事ができます。銀貨と労働者は足りなければ代用品を使います。

06

ダイス外の黒市場購入

自分の手番中、2つの仕事とは別に、1手番1回まで銀貨2枚で黒市場の六角タイル1枚を買えます。ダイスは使わず、仕事の前・間・後のどこでも構いません。買った物も必ず保管枠へ入れます。銀貨を払ってそのまま領地へ置くことはできません。その後まだダイスがあれば、通常の配置の仕事で置けます。

タイルを取るときの数字は中央の倉庫番号、置くときの数字は自分の領地のマスです。どこから取ったかと、後でどこへ置くかの数字は一致しなくても構いません。

07

船、城、鉱山、家畜

青い船を置いたら、中央盤の商品置き場をどれか1つ選び、そこにある商品をすべて受け取ります。置いた出目と商品置き場の番号は無関係です。自分の商品は最大3種類で、同じ種類は何枚でも積めます。4種類目になるなど保管できない商品は中央に残します。さらに橋の自分のコマを左へ1マス進め、誰かがいればその上に重ねます。次のラウンドから先に動けるようになります。

濃緑の城を置いたら、好きな出目の仮想ダイスを1個得たものとして、4種類の仕事のどれか1つを直ちに追加実行します。例えば別のタイルを取ったり、保管しているタイルを置いたりできます。置く場合も色と隣接などの制限は守ります。灰色の鉱山は直ちには働かず、各期の最後に、自分の領地にある鉱山1枚につき銀貨1枚を生みます。

薄緑の家畜には牛、豚、羊、鶏があります。置いた瞬間、そのタイルに描かれた頭数を点にします。さらに、同じつながった薄緑の牧場に、同じ種類の家畜が既にあれば、その全タイルの頭数ももう一度点にします。辺で直接接していなくても同じ牧場なら数え、別の牧場なら数えません。例えば牛3頭のある牧場へ牛4頭を置くと7点、さらに牛4頭を置けば11点です。違う動物は互いを加点しません。

08

8種類の建物

薄茶の建物は、置いた瞬間だけ効果を1回使います。同じ色でつながった町には、同じ種類の建物を2枚置けません。別の町なら構いません。

市場は中央の番号倉庫から船か家畜を1枚、大工の工房は建物を1枚、教会は鉱山・黄色の修道院・城のどれか1枚を取って、自分の保管枠へ置きます。どの番号の倉庫でもよいですが黒市場は対象外です。倉庫の建物は、自分の商品の好きな1種類を全部、ダイスなしで直ちに売ります。下宿屋は労働者4枚、銀行は銀貨2枚、見張り塔は4点を得ます。

市庁舎は、自分の保管枠から別の六角タイル1枚を、出目を問わず領地へ追加配置します。色・空き・隣接・同じ町の建物制限は守り、新しく置いた物の効果もすべて処理します。建物の効果は追加ダイスを払いません。市場を置いても取れるタイルがないなど効果を使えない場合は、建物自体は置けますが、その効果を後へ持ち越せません。

09

黄色の修道院:収入と仕事の変更

黄色の修道院は番号ごとに効果が違い、自分の領地へ置いてから有効です。1番は、同じ町に同種の建物を複数置けるようにします。2番は各期末、鉱山1枚につき通常の銀貨に加えて労働者1枚を得ます。3番は商品売却で得る銀貨を1枚から2枚にします。4番は商品売却ごとに、通常の銀貨に加えて労働者1枚を得ます。どちらも商品枚数でなく売却1回ごとの効果です。

5番は船で商品を受け取る際、隣り合う2つの商品置き場を選べます。6番は、手番中の追加購入を銀貨2枚の代わりに労働者2枚で行え、黒市場だけでなく番号倉庫からの購入も選べます。それでも追加購入は1手番1回までです。7番は家畜を置いた際に採点するタイル1枚につき、頭数の点にさらに1点を加えます。古い同種のタイルを再採点する分も対象です。

8番は労働者1枚で出目を最大2だけ変えられます。9番は建物を置く出目、10番は船・家畜を置く出目、11番は城・鉱山・黄色を置く出目を無料で1増減でき、12番は番号倉庫からタイルを取る出目を無料で1増減できます。これらは対象の仕事だけに効き、労働者でさらに調整することもできます。

13番はダイスで労働者を取る仕事に銀貨1枚を追加し、14番はその仕事で取る労働者を2枚から4枚にします。下宿屋で4人を受け取る効果には、この2枚は働きません。修道院の能力は、置く前の仕事へさかのぼって使うものではありません。

10

黄色の修道院:最終得点

残りの黄色はゲーム終了時の点です。15番は売った商品の種類ごとに2点です。売っていない種類は数えず、売却済みの山は途中でも確認できます。16~23番は、それぞれタイルに描かれた種類の建物について、自分の領地の1枚ごとに4点です。同じ建物でも別の町に建てた分はすべて数えます。

24番は自分の領地にいる家畜の種類ごとに4点で、同じ種類が何枚あっても1種類です。25番は売却済みの商品1枚ごとに1点です。26番は自分が取った色完成ボーナスタイル1枚ごとに、大きさを問わず3点です。追加の黄色27番以降は今回使いません。

11

領域を埋める得点と色の競争

領地の同じ色でつながったひとまとまりを領域と呼びます。その全マスを埋めるたびに、今すぐ2種類の点を得ます。まず大きさの点で、1~8マスの領域は順に1、3、6、10、15、21、28、36点です。さらに完成した期の早さの点として、A期10、B期8、C期6、D期4、E期2点を加えます。1マスだけの領域も対象です。

さらに、自分の盤の同じ色の全マスを埋めた人は、その色の大きいボーナスタイルがまだあれば取ります。2人なら5点、3人なら6点、4人なら7点です。その色を2番目に全部埋めた人は小さい方を取り、2・3・4人でそれぞれ2・3・4点を得ます。3番手以降はありません。1つの領域を完成させることと、その色全体を完成させることは別です。

100点へ到達したら100の面、200点へ到達したら200の面を示し、得点の周回を記録します。完成の点を最後にまとめて付けるのではなく、その都度動かします。

12

初手と代表的な後半の処理

例えば最初の手番の出目が2と5なら、まず2を使って労働者2枚を受け取れます。最初の人なら初期の1枚と合わせて3枚です。次に5を使い、中央の倉庫5から六角タイルを1枚、自分の空いた保管枠へ取れます。銀貨は初期の1枚のままです。このタイルの効果はまだ起きません。後の手番で、色が合い、既存タイルに隣接する空きマスの数字にダイスを合わせて初めて配置できます。

後半には、例えば同じ牧場に牛3頭があり、牛4頭のタイルを合法な空きへ置けば7点です。これで領域まで埋まったなら、さらに領域の大きさと現在の期の点を加えます。別の例でC期に3マスの町を完成したなら、大きさ6点とC期6点で12点、置いた建物の効果も別に受け取ります。市庁舎から城を置き、その城からさらに配置する、といった連鎖も、各配置の条件を満たす限り合法です。

13

期末、終了、勝者

5ラウンド終わったら鉱山の銀貨など期末効果を受け取り、次の期へ進みます。中央に残る六角タイルは除いて、その期の新しいタイルを補充します。ただし同じ内容の船・城・鉱山はそのままにしても構いません。商品置き場にたまった商品は取り除かず残します。自分の領地・保管・商品・銀貨・労働者もそのままです。

E期の5ラウンド後も期末収入を受け取ってから最終計算をします。未売却の商品1枚につき1点、銀貨1枚につき1点、労働者2枚につき1点を加え、残る労働者1枚は点になりません。領地に置いた黄色の終了得点も加えます。保管枠に残る未配置の六角タイルは0点です。

例えば途中点80、未売却商品3枚、銀貨4枚、労働者5枚、15番の対象となる売却済み商品が3種類なら、80+3+4+2+6で95点です。同点なら領地の空きマスが少ない人、それも同じなら橋で手番順が先の人が勝ちます。

最後に、取る仕事と置く仕事は別です。船の商品取得も建物の報酬も、取った時でなく領地へ置いた時に起きます。出目をそのまま使えなくても、労働者で変えるか、補充する仕事を選べます。早く埋める点と、連鎖して得る効果を両方見て、2個のダイスを組み合わせましょう。