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インスト

カスカディア

基本セット・拡張なし

1–4人30–45分難易度 2 / 5

地形タイルと動物トークンを一組ずつ選び、動物の並びと連続した生息地を両立する20手番の配置パズル。

01

自然をつなぐ20手番

自分の前に地形を広げ、そこへ5種類の動物を住まわせます。毎手番、地形タイル1枚と動物トークン1個を取って配置します。20回の手番の後、動物ごとの並び方、連続した地形の大きさ、残した自然トークンで得点し、合計が最大の人が勝ちです。地形のつなぎ方と動物の並べ方は別の得点なので、その両方を考えるのが面白いところです。ここでは基本セットの、5種類すべての動物得点カードAを使う初回向けゲームを説明します。他の得点カードや拡張は使いません。

地形タイルは六角形で、山、森林、草原、湿地、川のいずれか1~2種類が描かれています。小さく描かれた動物の印は、そのタイルに住める動物です。動物はクマ、エルク、サケ、タカ、キツネの5種類です。松ぼっくり形の自然トークンは、場の選び方を変更できる道具であり、使わず残すと最後に1個1点です。地形タイルに複数の動物の印があっても、その全種類を載せる場所ではありません。動物を1個だけ選んで載せる場所です。得点カードAの条件は最後の並びを評価し、途中に一度できたペアを別に記録して残すわけではありません。

02

人数別の準備

動物トークン100個をすべて袋へ入れて混ぜます。普通の地形タイル85枚から、2人なら43枚、3人なら63枚、4人なら83枚を、表を見ずに選びます。1人の準備はあとで説明します。使用枚数は人数かける20に3を足した数です。全員で85枚全部を使うわけではありません。選んだものを混ぜ、裏向きの山にし、残りを箱へ戻します。

各自は、3つの六角形が一体になったスタートタイルを無作為に1枚受け取り、表向きに自分の前へ置きます。これは普通のタイル3枚分の広さを持つ、最初の環境です。余りは箱に戻します。5種類の動物について、右下にAとある得点カードを各1枚、全員に見える場所へ並べます。自然トークンを共通の置き場へ集めます。

普通の地形タイルを4枚表向きに一直線に並べ、袋から動物4個を1個ずつ引いて、各タイルに1個ずつ対応させます。これで4組の選択肢ができました。開始プレイヤーを無作為に決め、時計回りに進めます。最初に動物や自然トークンを配ることはありません。

03

選ぶ前の引き直しと自然トークン

自分の番の最初に、場の動物が偏っていないか見ます。4個が同じ動物なら、4個を袋の外へよけ、新たに4個を1個ずつ引きます。また4個同じになったら繰り返します。3個が同じなら、その3個だけを同じ方法で引き直しても構いません。この無料の3個引き直しは、1手番に1回です。引き直し中によけた動物はすぐ袋へ戻さず、過密の処理が終わってから戻します。地形はこの処理では変えません。

普通は、対応しているタイルと動物の組を1つ取ります。ただし選ぶ前に自然トークン1個を共通の置き場へ払えば、4枚から好きなタイル1枚と、4個から好きな動物1個を、元の対応に関係なく選べます。別の使い方として1個払えば、場の動物を好きな個数よけて同じ数を引き直せます。この引き直しもよけたものを一時的に袋の外へ置きます。

自然トークンを使う回数には手番中の上限がありません。2個あれば、1個で動物を引き直して、もう1個で好きな組み合わせを取ることもできます。ただしタイルや動物を余分に2つ取る効果ではありません。最終的に取るのはタイル1枚と動物1個だけです。

04

タイルと動物の置き方

選んだタイルと動物は、どちらから先に置いても構いません。タイルは自分の環境のどれかのタイルと、少なくとも1辺を接するように置きます。向きを回転させて構いません。角が触れるだけでは置けず、重ねることもできません。地形の種類が合わない辺を接しても合法ですが、得点のためには同じ地形をつなぐと有利です。一度置いたタイルは動かせません。

動物は、その動物の印が描かれ、まだ動物のいない六角形1つへ置きます。どの六角形にも動物は1個だけです。今取ったタイルにも、以前からある空きタイルにも、スタートタイルの空いた六角形にも置けます。動物の配置には、他の動物へ接する義務はありません。置ける場所がなければ動物を袋へ戻します。置ける場所があっても、置かずに袋へ戻す選択ができます。動物を置けないからタイルまで捨てる、ということはしません。

地形が1種類で、動物の印が1種類だけの「キーストーンタイル」には松ぼっくりの印があります。そこへ該当動物を置いたら、自然トークン1個を共通の置き場から受け取ります。タイルを取っただけ、または置いたが動物がいない場合は受け取りません。この手番で得た自然トークンは、既に選ぶ段階が終わっているので次回以降に使います。

終わったら、場の空いたタイル枠を山の上の1枚で、動物枠を袋の1個で補充します。残りの組はずらしません。自由な組み合わせで違う位置から取ったときも、それぞれの空きだけを補充して次の人へ移ります。

05

初手と次の手の例

例えば場の1組に、クマの印があるキーストーンタイルとクマ1個が並んでいるとします。初手でその組を取り、スタートタイルの1辺に接して置き、今置いたタイルへクマを置きます。新しい六角形は1つ増え、クマは1個増え、自然トークンを1個受け取ります。場の2つの空きを補充すれば終了です。地形を合わせるのは得点の工夫であって、この初手の合法性を決めるのは辺で接していることです。

次の自分の手番、欲しいタイルとクマが別の組にあれば、先ほどの自然トークン1個を払ってその2つを選べます。クマの印のある空きタイルを最初のクマの隣へ置き、そこへ2個目のクマを置けば、クマ2個の組ができます。クマ得点Aはちょうど2個だけの組が対象なので、あとで3個目を隣へ置くと、その組は得点しなくなります。動物を取るだけでなく、終わったときの並びを考える理由がここにあります。

06

今回の動物得点A

動物の隣接は、タイル同士が辺で接していることです。角だけの接触は数えません。クマは、隣接するクマがちょうど2個の独立したペアを作ると得点します。ペア同士も接しないようにします。ペア1組なら4点、2組なら11点、3組なら19点、4組以上なら27点です。単独や3個以上つながったクマの組は、このカードでは0点です。

エルクは一直線の列を作ります。列は六角形のまっすぐな3方向のどれでもよく、折れ曲がりません。長さ1個なら2点、2個なら5点、3個なら9点、4個なら13点です。隣り合う列は構いませんが、同じエルクを2つの列で二重に数えられません。長い列などは、1~4個の列へ得点が高くなるよう分割して数えます。

サケは一続きの群れで得点しますが、それぞれのサケが接する他のサケは最大2個です。枝分かれして1個が3個以上に接しているものは群れの得点条件を満たしません。条件を満たす群れが1、2、3、4、5、6、7個以上なら、順に2、5、8、12、16、20、25点です。曲がった列でもよく、3個の三角形も各個が2個に接するので認められます。他の動物への接触は関係ありません。

タカは、他のタカと辺で接していないものだけを数えます。そのタカが1、2、3、4、5、6、7、8個以上なら、順に2、5、8、11、14、18、22、26点です。タカ同士が隣接した2個は両方ともこの数に入りません。

キツネは1個ずつ、その周囲6か所にいる動物の種類数だけ得点します。同じ種類が何個いても1種類、キツネ自身と同じ種類も隣に別のキツネがいれば1種類です。例えばクマ2個、サケ1個、タカ1個が接していれば、そのキツネは3点です。同じ動物を複数のキツネがそれぞれ参照して構いません。動物の得点はタイルの地形とは独立しています。

07

終了、地形の得点と勝敗

手番終了時に、取ったタイルを補充しようとして裏向きのタイルがもうなければ、直ちにゲーム終了です。全員がちょうど20手番を行います。最後もタイルと動物の配置は終えてから採点します。場に余るタイル3枚を全員で取って追加手番にしません。

まず5種類の動物を、今説明したカードAで採点します。次に、山、森林、草原、湿地、川それぞれについて、自分の環境で最大の連続した領域を1つ数え、そこに含まれる六角形の数だけ点を得ます。同じ地形が描かれた辺同士がつながっている必要があります。離れた森林3枚と4枚なら、森林は4点です。二色タイル1枚が森林の最大領域と川の最大領域の両方に入ることはありますが、同じ地形の計算では1枚を1回だけ数えます。

さらに各地形の最大領域を人同士で比べます。2人なら大きい方に2点、同じなら各1点。3~4人なら最大の人に3点、2番目に1点です。最大が2人同数なら各2点で2番目の点はなし。最大が3~4人同数なら各1点で2番目の点はなし。最大が1人で、2番目に複数人が並ぶ場合は、その2番目の人たちは0点です。

最後に未使用の自然トークンを1個1点で加えます。例えば動物計52点、地形の枚数計28点、地形の比較ボーナス計6点、自然トークン2個なら、合計88点です。同点なら残した自然トークンの多い人が勝ち、それも同数なら勝利を分け合います。

08

1人で遊ぶとき

ソロは普通のタイル43枚を使い、スタートタイルを自分へ1枚配ります。タイルの山を場の左側へ置き、そこから右へ向かって4組を並べます。選び方、自然トークン、置き方は同じです。自分が1組を取り、タイルと動物を配置した後、補充の前に、山から最も遠い位置に残るタイル1枚と動物1個をゲーム外へ取り除きます。自由な組み合わせで別の枠から取った場合でも、残ったタイルと動物をそれぞれ右端から1つ除きます。

残る2枚のタイルと2個の動物を、それぞれ山から遠い右へ詰め、左の空きへ新しくタイル2枚と動物2個を補充します。最後も自分の配置を終えてから、山が補充できなくなったら終了します。20手番です。他の人と領域の大きさを比べる代わりに、各地形の最大領域が7枚以上なら、その地形に2点のボーナスを加えます。動物、地形の枚数、自然トークンは同じように採点し、今回はシナリオ条件を使わず自分の記録に挑戦します。