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インスト

カートグラファー

簡易ルール

日本語基本セット・勇者たちの門出等は対象外

1–100人30–45分難易度 2 / 5

全員が同じ探索カードの形と地形を地図に描き、4季節ごとに変わる勅令に応える。待ち伏せでは隣人の地図に怪物を描く。

01

4季節の地図作り

私たちは同じ探索結果を使い、それぞれ違う地図を描きます。森林、村、農地、水域を地図へ描き、女王の勅令に合う配置を作って名声を得ます。ときには怪物が現れ、隣の人が自分の地図へ怪物を描きます。春、夏、秋、冬の4季節で得た点の合計が最も高い人が勝ちです。基本セットの説明で、勇者たちの門出などの別作品や拡張は混ぜません。

全員が同時に、共通の1枚の探索カードから形と地形を選んで描きます。自分の番を待つ必要はありませんが、全員が描き終わってから次のカードをめくります。探索カードには経過時間があり、その季節の合計が限界に達したら採点します。描く回数は毎季節同じとは限りません。4つの得点条件は最初から公開され、季節ごとにそのうち2つだけを採点するので、今すぐ取れる点と後で育つ点を両方考えます。

02

全員と中央の準備

各自に空白の地図シート1枚と筆記具1本を用意し、全員で同じ面を使うと決めます。初回はA面です。B面は荒れ地という最初から埋まった領域があり、今回の例では使いません。4人を超える場合は筆記具を追加し、人数分のシートを用意してください。全員が同じ公開カードを見るので、通常の複数人では人数による山札枚数の変更はありません。シート上へ地図製作者の名前を書きます。

勅令カードA、B、C、Dをその順に横へ並べます。勅令とは、採点する得点カードに付ける順番の目印です。得点カード16枚を裏面の種類で4つの束に分け、それぞれ混ぜて1枚ずつ引きます。その4枚を好きな順で勅令A~Dの下へ表向きに置き、ほかの得点カードは戻します。各種類が1枚ずつになることが大切で、16枚から無差別に4枚ではありません。

季節カードを春、夏、秋、冬の順に表向きで重ね、春が見えるようにします。待ち伏せカード4枚を混ぜ、裏向きの別の束にします。探索カード13枚を混ぜ、待ち伏せの一番上1枚を中身を見ずに加えて混ぜます。これが探索山札です。全員が見える場所に置きます。地図の山マスは最初から埋まったマス、遺跡の印があるだけのマスはまだ空きマスです。

03

探索して形を描く

1回の進行は、探索、記入、季節終了の確認です。探索では山札の一番上を公開し、既に公開したカードの経過時間が見えるように重ねます。通常の探索なら、描かれた地形の候補1つと、描かれた形の候補1つを選びます。土地の印は森林、村、農地、水域です。選んだ形を地図上の空きマスへ描き、その形の全マスを選んだ1種類の地形として塗ります。

形は回転や裏返しができ、今まで描いた土地と接している必要はありません。地図の外へはみ出す、以前埋めたマスや山、B面の荒れ地と重ねる、形を分解して離して描くことはできません。空いている遺跡マスに重ねるのは可能です。配置後に消して動かすことはできません。

どの候補の形も合法に描けない場合だけ、代わりに空きマス1つを選び、山以外の好きな地形1種類を描きます。この代替では怪物を選ぶこともできます。普通の形が描けるのに、単に欲しくないから1マスへ変えることはできません。裂け目のカードは、最初から1マスをカードに示された好きな地形で描くカードです。

選んだ形の横にコインの印があれば、自分のシートのコイン記録を次の1つだけ塗ります。大きい形の代わりにコイン付きの小さい形を選ぶことができます。また、山マスの上下左右4マスがすべて埋まったときも、コイン記録を1つ塗ります。山は1つにつき1回だけです。斜めを囲んでも条件になりません。コインは使って支払う資源ではなく、以降の各季節に点を生む記録です。

04

遺跡と待ち伏せ

遺跡カードが出たら、そのカードだけでは土地を描かず、次のカードをすぐめくります。また遺跡ならさらにめくります。次の普通の探索カードの形を描くときは、少なくとも1つのまだ空いた遺跡マスに形を重ねなければなりません。遺跡は埋まっていない限り空きマスです。この制約を守ってどの候補も描けない、または未使用の遺跡がない場合は、好きな空きマス1つに山以外の好きな地形を描きます。

待ち伏せが出たら、カードの矢印の方向へ全員が自分の地図を隣の人へ渡します。受け取った相手の地図に、待ち伏せで指定された形を怪物として描きます。形は回転・裏返し可能で、重なり・はみ出し禁止は同じです。指定形がどうしても入らなければ、空きマス1つに怪物を描きます。2人ではどちらの矢印でも相手に渡します。描き終わったら地図を持ち主へ返し、その待ち伏せカードは箱へ戻します。

遺跡の直後に待ち伏せが出ても、怪物は遺跡へ重ねる必要がありません。遺跡の効果はまだ終わっていないので、次に出る普通の探索カードへ適用します。怪物は終了時だけでなく、各季節の終わりに周囲の空きマスから失点を生みます。後の探索でその空きを埋めれば、次の季節の失点を減らせます。

05

初手と次の記入例

例えば最初に森林の探索カードが出たとします。公式ルールの配置例にある森林カードには、コイン付きの斜めに並ぶ2マスの小さい形があります。それを選び、A面の左上の空いた隅で、1行1列のマスと2行2列のマスへ森林を描きます。カードどおり斜めの2マスなので、互いに辺で接しない形でも合法です。コイン記録を1つ塗ります。もう一方の4マスの形を選んだ場合には、このコインはありません。山を避け、2マスとも地図内の空きなので初手から実行できます。

次の探索が裂け目なら、空きマス1つをカードに示された好きな地形へできます。例えば1行2列へ農地を描きます。森林の隣でもよく、離れた場所でも構いません。この記入にはコインが付いていないので、コインは1つのままです。後の記入で山の最後の空いた上下左右のマスが埋まったら、その山を囲んだコインを1つ追加できます。同じ山は1回だけです。

普通の探索カードの形やコインは、出たカードによって変わります。今の例にない形を自分で創作して描くのではなく、公開された形のいずれかを選びます。すべての人が同じ地形や形を選ぶ必要はなく、それぞれの得点条件と地図に合うものを選べます。これは引きがその順になった場合の合法例で、山札をこの順番へ並べ替える指示ではありません。

06

季節終了と毎回の採点

全員の記入後、今季節に公開したカードの経過時間を全部足します。春は8、夏は8、秋は7、冬は6が限界です。合計が限界以上なら、そのカードの記入を終えてから季節終了です。超えた分を次の季節へ持ち越しません。遺跡など時間0のカードも公開列に残します。まだ限界未満なら、次の探索へ進みます。

春は勅令AとB、夏はBとC、秋はCとD、冬はDとAの得点条件を採点します。条件の点をそれぞれの欄へ書きます。次に、それまで塗ったコイン1つにつき1点を加えます。コインは消費せず、同じ記録が次の季節にも点になります。

最後に、怪物マスの上下左右に接している空きマス1つごとに1点を失います。斜めは数えず、同じ空きマスが複数の怪物に接していても失点は1点です。怪物自身や、既に埋まったほかの土地は空きではありません。例えば勅令が8点と5点、コイン2個、怪物に接する空き4マスなら、春は8+5+2-4で11点です。この季節得点を記録します。

冬以外なら、今季節カードを箱へ戻して次の季節を表にします。公開した探索カードと、まだ山札に残る探索カードを全部混ぜ直します。既に解決して箱へ戻した待ち伏せは混ぜません。未公開の待ち伏せが山札に残っていれば、そのまま含め、別の待ち伏せの束から新たな1枚を加えて混ぜます。したがって後の季節には複数の待ち伏せが入る場合があります。地図とコイン記録はそのままです。

07

森林と水域・農地の4種類ずつの条件

ここからは、今回場へ出る可能性のある16枚の得点条件を説明します。隣接は上下左右のみ、同じ地形が上下左右でつながるまとまりを「領域」と呼びます。1マスだけでも1領域です。日本語カードの名前は版で異なり得るため、条件の内容で対応させます。

森林の条件は4種類です。地図の外周に接する森林1マスにつき1点のもの。上下左右のすべてを埋まったマスか地図の端で囲まれた森林1マスにつき1点のもの。森林の領域が2つ以上の山をつないでいる場合、その森林で別の山とつながった山1つにつき3点のもの。そして森林が少なくとも1マスある行と列それぞれにつき1点のものです。最後の条件では同じ森林が行と列の両方に貢献できます。

水域・農地の条件も4種類です。1つ目は遺跡マスに上下左右で接する水域1マスにつき1点と、遺跡マスに重ねた農地1マスにつき3点。2つ目は農地に接する水域1マスにつき1点と、水域に接する農地1マスにつき1点。何個の相手へ接していても、そのマスを何回も数えません。

3つ目は、水域にも地図の端にも接していない農地領域1つにつき3点と、農地にも地図の端にも接していない水域領域1つにつき3点です。領域のどれか1マスが禁止対象へ接していれば、その領域全体が条件外です。4つ目は山へ接する水域1マスにつき2点と、山へ接する農地1マスにつき1点です。山が複数隣接していても、その土地1マスの点は増えません。

08

村と一般配置の4種類ずつの条件

村の条件は、6マス以上ある村領域1つにつき8点のもの。山へ接していない村領域のうち最大の1つのマス数だけ得点するもの。2番目に大きい村領域のマス1つにつき2点のもの。そして、3種類以上の異なる地形へ接している村領域1つにつき3点のものです。2番目の大きさを採点する条件で最大の領域が複数同数なら、そのうち1つを2番目として採点します。領域が1つしかなければ2番目はありません。3種類の条件は森林、農地、水域、山、怪物などを種類で数え、同種が3マスあっても1種類です。

一般配置の条件は、埋まったマスだけで作れる最大の正方形について、その一辺の長さ1マスにつき3点のもの。地図の横一行または縦一列が全部埋まっていれば、完成した行・列1本につき6点のもの。上下左右が埋まったマスか地図の端で囲まれている空きマス1つにつき1点のもの。そして、地図の左端と下端に届く斜め線を全部埋めれば、その完成線1本につき3点のものです。正方形が3×3なら9点で、9マスに3点ずつではありません。

ここでいう「埋まった」には、描いた森林、村、農地、水域、怪物だけでなく、最初の山とB面の荒れ地も含みます。遺跡は印があるだけでは空きで、土地を描いて初めて埋まったマスです。これらの16条件から、準備で各種類1枚を選んだ4枚だけが今回の採点に使われます。

09

冬の終わりとソロ

冬を採点したらゲーム終了です。春、夏、秋、冬の季節得点を足して最終点を出します。最後の地図を4回分まとめて採点し直すのではなく、各季節に記録した数字を足します。同点なら、4季節を通じた怪物の失点合計が少ない人が勝ち、それも同じなら同率の勝利です。例えば季節得点が11、17、24、19なら最終71点です。地図がまだ空いていても、冬の時間が限界に達したら終了します。

1人でも準備と探索は同じですが、地図を他人へ渡しません。待ち伏せの右上に示された地図の隅から、そのカードの矢印方向に沿って外周を調べ、指定形を回転も裏返しもせず、最初に合法に描ける場所へ怪物を描きます。外周に入らなければ1マス内側の周へ進め、同じ隅と向きから探すことを繰り返します。どこにも指定形が入らなければ待ち伏せを無視し、複数人のような1マス怪物への代替はしません。

ソロも4季節の点を合計し、使った4枚の得点カードの下隅の評価用数字の合計を、その最終点から引いて評価点とします。例えば最終71点で評価用数字の合計が60なら、評価点11です。人との勝敗はなく、評価点を記録して改善を目指します。通常の形を描けないときの1マス代替と、ソロ待ち伏せが置けないときの無視は別の処理です。地図のどこに何を描いたかが毎季節の条件へつながるので、全員の記入が済むのを確かめて、1枚ずつ進めましょう。